もともと技術者としてやってきたからか、今まで会計というものに興味がわきませんでした。そんな私が何故、簿記3級合格を今年の目標にしたのか、実際に勉強してみた感想などを書いてみます。
会計に興味がなかった
私は電気系の技術者としてキャリアを歩んでおり、経費精算のときくらいにしか会社のお金に関わることがありませんでした。
プライベートでもせいぜい使ったお金をEXCELで管理するくらいで、特に困りませんでしたが昨年、総務部門に異動になってから業務委託先に支払い手続きを毎月することになってしまいました。(そのせいで毎月初めは休めない)
そこには「貸方」「借方」「相殺支払」などよくわからない用語だらけで、業務自体はできるものの、できるだけで理解していないという状況に陥ったのが、そもそものきっかけです。
やるからには理解したい
もともとの性格なのか「やる以上はわからないままにしたくない」という気持ちになって一念発起し会計を勉強することにしました。
よくわからないまま仕事をするというのは、交通ルールを知らずに自動車の運転をするようなもの。おっかなくてできません。周囲の会話についていくためにも勉強は必要だと思ったのです。
投資に役立つかも
私は米国株を中心に資産運用もしているのですが「世界一の投資家」ウォーレン・バフェット先生も財務諸表の重要性を説いています。自分で資産運用をしていくためにも財務諸表の基礎知識は身につけておくという理由も、学習を後押ししてくれました。
いざ、会計の勉強として何から始めたものかと調べてみたら、簿記3級が入門として最適とのこと。さっそく通信講座に申し込んでみました。
ルールがわかれば意外と簡単
手始めにテキストで勉強をしてみましたがルールと用語さえわかれば意外となんとかなりそうです。今まで貸借対照表や損益計算書などの基本を学習しましたが、そもそも会社という組織は「稼ぐための共同体」なので
お金を調達→ 事業のための道具を揃え→ お金を稼ぎ→ 関係者に分配する
という基本的な流れさえ理解していれば、意外とすんなり頭に入ってきてくれます。
用語も多いのですが、結局それが何のための行為なのかということを理解していれば暗記自体は苦ではない、というのが正直な感想です。
2月末の統一試験に申し込んだので、受験まであと1ヶ月以上ありますが3級の一発合格を目指して頑張ってみます。