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タイピングと手書きはどちらがいいのか【継続321日】

おはようございます。

気づきをメモしたり、議事録をとるのにもスマホやタイピングを使う人のほうが圧倒的に多い気がします。

私も一時期、タイピングでノートを取っていたりしましたが最近はもっぱら手書きに戻っています。

記憶の定着という面から見ると結局手書きのほうがいいんですよね。

ということで今日は手書きのメリットについて書いてみたいと思います。

 

手書きは脳トレになる

「書く」ことは記憶の定着を促し、高い学習効果を得ることがわかっています。

それ以外にも新しいアイデアを思いつきやすくなったりとメリットが多いのです。

たとえば大学生を対象にした研究では「手書きでノートを取る学生」と「ノートパソコンでノートを取る学生」に分けて比較した結果、手書きの学生のほうが成績もよく、長時間にわたって記憶が残り、新しいアイデアが思いつきやすかったということです。

 

手書きとタイピングで脳の働きをMRI(磁気共鳴画像)でスキャンしたところ、手書き中のときだけブローカ野という言語処理に関わる部位が活性化していることが明らかになったとのこと。

 

なぜ、このような状況が起きるのでしょうか。

それは手を使うことで色々な感覚が刺激されるからです。

手書きだと髪にペンの当たる感覚があったり書いた文字を見たり、紙に書くカリカリという音を効いたりできるので、その分多くの感覚を使うそうです。

 

個人的には、それってタイピングでも同じでは?と思ったりもするので仮説が正しいのかは疑問ですが、実験の結果では手書きが有利みたいです。

落書きをしてみる

学生時代、ノートや教科書に落書きをしていた人は多いのではないでしょうか。

あまりに暇な授業だと私も歴史の教科書に落書きをしまくっていた記憶がありますが、実は落書きには記憶力を高める効果もあるそうです。

 

イギリスの大学の実験で40人の参加者に人と場所の名前を聞かせ、それを後で書き出してもらうという実験を行ったところ、紙に落書きをしながら話を聞いた参加者は、しなかった参加者に比べて29%も多くの名前を思い出すことができたそうです。

 

落書きをすることで感情が刺激され、記憶に残りやすくなったことが理由と考えられています。

「喜怒哀楽」を刺激されることで記憶は増強されます。

「とても楽しかった出来事」「とてもつらかった出来事」は何年経っても覚えているのではないでしょうか。これと同じで、イラストやマークを落書きするとそれだけで感情が刺激され、記憶が強化されるという訳です。

これは手描きならではのメリットですね。

 

まとめ

今日は「手書き」と「タイピング」の比較について書いてみました。

記憶するという観点から言えば、手書きのほうが優勢のようです。もちろんデジタルにはデジタルの良さがあるので、それぞれの長所を理解した上で使い分けるのがいいかもしれませんね。