本日は久々に休暇を取りました。
休みの日くらいは仕事のことを離れていたいとも思うのですが、ワーカホリック気味なのでどうしても「どうやって仕事を早く終えるか、そもそもやらなくていい方法ないのか」とか考えてしまいます。
たまには長期的な視点にたつことも大事。ということで長期計画を立てる際に大事な「後方プランニング」について書いてみたいと思います。
計画はゴールから逆算する
計画を立てるのには現在から未来に向けて計画するのではなく、最終目標から逆算する「後方プランニング」で計画するのが最適です。
私の場合、11月の「統一試験で簿記2級を取得する」という目標を立てたなら
予想問題を試験日1週間前までに正答率90%以上にする
↓
問題集を2ヶ月前(9月20日頃)までに3週する
↓
テキストの例題を3ヶ月前(8月20日頃)までに終える
といった具合です。
試験など日付が決まっているものであれば、特に計画が立てやすいでしょう。
この方法の利点は、ゴールが決まっているのでマイルストーンが決めやすいということと、やるべきことが具体化されるので取り掛かりやすくなるというところでしょうか。
先が見えない計画ほどやる気を削ぐものはありません。
実際に学生を対象に「後方プランニング」の効果を調べた実験では、「前方プランニング」と比較してパフォーマンスの向上や先延ばしの防止に効果があったそうです。
目標までのアクションを設定
後方プランニングは「最終目標」からステップごとに遡ってアクションを決めます。
渡しの場合は「簿記2級の合格」が最終目標なので直前のアクションを決定するために以下の質問を自分に投げかけます。
- ゴール到達に必要な最後のアクションは?
- ゴール到達する直前に何を達成する必要があるか?
- 最後のアクションを負えなければならない期限はいつ?
各質問の答えは
1と2 本番同様の予想問題を9割以上正解する
3. 試験の1週間前
です。
試験に合格するには合格点を取れるだけの実力をつける必要があります。
人によっては合格点を取れれば良いからと、ギリギリ合格を狙う人がいますが私は不安症な性分なので、本番は実力を発揮できないと仮定し、ラクラク合格を目指して勉強します。
更にそこから「試験の1週間前までに予想問題を9割以上正解する」ために何をするかということを考えていきます。
- 予想問題を9割正解するためには最低何周する必要があるか?
- そのためにはいつ頃から予想問題に取り掛かる必要があるか?
という感じです。
更に前のアクションを設定
これらの質問を繰り返して「自分がすぐに行うべきアクション」が決定します。
私の場合は「2級で出題される分野のうち、未学習の項目を把握する」となりました。
そのために、まずはテキストの通読を行うのが私が最初にやるべきことです。
このように最終目標と期限から遡って計画していきます。
もちろん、計画通りにいかないことも想定しておかないといけません。
マイルストーンへの進行状況は定期的に振り返ることが重要です。
まとめ
今日は「後方プランニング」について書いてみました。
勉強だけでなく、長期のプロジェクトなどでも効果を発揮します。
まず、自分がやるべきことが明確になることで取り掛かりやすくなるのが、この方法のメリットですね。
11月の試験に向けて計画的に勉強を進めていきたいと思います。