おはようございます。
3連休も簿記の勉強をしております。簿記3級と比較して試験範囲の他に問題のバリエーションも難易度も上がっているので復習しないと、合格できる気がしません。
では、どのタイミングで復習をするのが最も良いのでしょうか。
今日は勉強の最適なタイミングについて書いてみたいと思います。
ベストな復習タイミングは?
どうせ勉強するなら効率よくやって最小の手間で最大限の成果を得たい。
私も俗な人間なのでそうした欲にまみれた考えをしてしまいます。
流石に楽をして得た結果に価値を感じませんが、無駄なことをやらないのは生産性を追い求める人間としては良くないでしょう。
ということで最適なタイミングで脳に記憶(問題の解法)を定着させるにはどうすればいいのでしょうか。
そこで重要になってくるのが復習です。
人間は忘れる生き物です。生存するために必要なことは長期記憶としして定着しますが、使わない記憶はどんどん捨て去られていきます。
では、脳に「この情報は重要だから覚えておくように」としっかり認識させるにはどうすれば良いのでしょうか。
学習と記憶に関するウォータールー大学の実験では以下のことが明らかになっています。
- 講義内容を復習しない場合、30日後にはほとんどの知識を忘れる
- 講義から24時間以内に10分の復習で、記憶が100%(講義直後の状態)に戻る
- 〃 1週間後に2回目の復習をすると、5分で記憶が戻せる
- 〃 1ヶ月後に3回目の復習をすると、2~4分で記憶が戻せる
以上のことから復習のタイミングは「24時間以内」「1週間後」「1ヶ月後」と期間を空けることが望ましいようです。
理想的にはこのタイミングでやるのがベストなようですが、期間が短い場合は最低3回は時間をおいて復習するのが良いでしょう。
時間をあけるという意味では以前に記事にした「インターリービング学習」もいいかもしれません。
私の場合、「商業簿記」と「工業簿記」を常に交互にミックスして勉強したり、たまに関係ない英語の勉強も挟んだりしています。
そのほかにも、寝る前に勉強したらテキストをそのままにして床につきます。
そして起床後すぐに短時間の復習をすることで「忘却→復習」のサイクルを保つようにしています。
まとめ
今日は最適な復習のタイミングについて書いてみました。勉強しているといかに知識が定着していないか思い知らされます。やはり復習するのは大事です。
「愚直な(しかし賢い)反復」こそが最高の勉強法なのかもしれませんね。