恐れの3つの要因【継続268日】
おはようございます。
さて、今月で今の会社を辞める準備をほぼ整えようかと思っておりますが、やはり初めての転職には不安がつきもの。
不安対策などをやっているのですが自分が何に対して恐れを抱いているのか体系的に整理したくて今日は「恐れの3つの要因」について書いてみたいと思います。
人間は恐れる本能を持っている
人間の脳は基本的に原始時代から進歩していません。
肉食獣に喰われることや、食料が手に入らない状況を恐れるように出来ています。
基本的に状況に対して恐れることで、生存確率が上がる方向に行動を導こうとしています。では、恐れとはどのような要因から来るのでしょうか。
時間:不確かな未来へ不安
マインドフルネスの考えでは「今、ここ」に着目しますが、恐れは「もし~したら」という未来の過程の形でやってきます。
「もし、トラに襲われたら」「もし、これから先食べ物が手に入らなかったら」といった具合です。
私が感じている恐れも「もし、今日の仕事でなにかトラブルが起きたら」「もし、引き継ぎが上手くいかなかったら」「もし転職先で上手くやっていけなかったら」と言った感じで未来の不安に根ざしている場合が多いです。
恐れを手放すためには、「今、ここ」に着目するマインドフルネスの考え方が有効なのでしょう。
愛着:固定した愛着
人間だれしもなにかしら愛着を持って生きています。
人だったり、モノだったり、考え方やアイデアだったり人それぞれでしょう。
愛着があるものを手放すのは非常に惜しくもあります。が、愛着が行き過ぎるのも考えものです。
それが他人だった場合、相手を支配しようとしてしまいます。
こうしたように自分以外のほかのものに対して愛着を持ち続けてしまうと、それ自体がストレスになってしまうわけです。
自分がなにかに執着していると考えた場合、そしてその対象が自分以外の何かだった場合は、その焦点を自分に向けてみるのをやってみると良いでしょう。
期待:特定の結果へのこだわりによる落胆
期待も恐れをもたらす要因になります。
期待とは「特定の(良い)結果を予想すること」です。
以前も書いた通り、その予想が外れることによって期待が落胆に変わります。
なにかに期待するのは得策ではありません。
「期待通り」にことが運んでも予想していたので嬉しさは少なく、期待ハズレに終わったら落胆するだけです。
下手をすれば怒りや恥ずかしさなど他のネガティブ感情もセットで訪れます。
私も期待どおりに物事が運ばなかったらどうしようとか、考えたりするのですがそれは辞めるようにしています。
他人は期待どおりに動かないし、神様では無いので物事は期待どおりにいかない。
そういう前提で望んだ方が楽に生きることができるのではないでしょうか。
まとめ
今日は恐れの3つの要因について書いてみました。
時間、愛着、期待の3つの要因も形は違えど恐れをもたらす要因になります。
自分がなにかに恐れているのを感じた時は、これらのどれに当てはまるか考えて手放してしまうようにすると良いかもしれません。