おはようございます。
大人なら自制心(セルフコントロール能力)は必要な能力ですが、恥ずかしながら私自身はそこまで高い方ではありません。
成功するために自制心は必要な能力ということで、今日は自制心を高める方法について書いてみたいと思います。
自制心を高める訓練
では、どうやって自制心という数値化しにくい能力を高めることができるのでしょうか。
自分をコントロールする方法にはマインドフルネスなどありますが、他にもいくつか方法があります。
昔受けていた自己鍛錬の訓練を思い出す
カトリック系の学校には「座る時に背筋を伸ばす」「完璧な筆記体でお手本の文を100回書く」といった訓練が課されるそうです。
こうした訓練や規則が自己鍛錬の優れたトレーニング方法として見直されているとのこと。
それ以外にも軍隊などは「細部に気を配る」ということが徹底されています。
細部の見落としが自分や他者を傷つける結果になるからです。
そのため軍隊では、靴をピカピカに磨く、制服の糸のほつれをチェックするといった細かい確認項目がたくさんあります。
私も今の仕事について間もない頃にそうした指導を受けました。
電気系の工事を行っていたので、配線の緩みなど微細なところをチェックされていました。そうした細部に気を配れないといずれ品質の問題につながるからです。
若かりし時は「そんなのどうでもいいじゃん」とか、思っていましたが今思い返せばあれは自制心を鍛えるのに役立っていたのでしょう。
自分に質問してみる
なにか目標を宣言するということは今の仕事でもやっています。
「業務時間を半減します」だとか。
しかし、研究によると何かを「宣言」するより自分に対する「問いかけ」のほうが達成する可能性が高くなるそうです。
「簿記2級に合格する」ではなく「簿記2級に合格できるだろうか?」
という問い掛けの形式の方が、脳が自分ごととして捉えるので達成確率が上がるそうです。
自制心の高い人のそばにいる
人間は良くも悪くも周囲の影響を受けるものです。
自制心も周囲に伝染します。
「オーディエンス効果」という心理作用がありますが、これは誰か人前で作業をする時に「自分は誰かに見られている」と思うことで自己コントロール能力が高まそうです。
したがって、自制心が高いと思われる人のそばで仕事や勉強をすることで自分の自制心を高めることが出来ます。
勉強や仕事に打ち込みたいのであれば、そうした人たちが多い環境に身をおくのが最適でしょう。
まとめ
今日は自制心を高める方法について書いてみました。
衝動に流されず自分を制御する力は何かを成し遂げるために必要な力です。3つの方法のうち自分にあった方法を試してみてください。