価値観のズレがもたらす結果【継続242日】
先月から転職活動を始めて、先週無事内定を頂きました。
自分でもこんなに早くに内定をもらえるとは思っていなかったのですが、そもそも何故、転職をしようと思ったのか?
それは価値観のズレに他なりません。今日は働く上での価値観について書いてみたいと思います。
なぜ、価値観がずれるのか
そもそも、なぜ価値観がずれてしまうのでしょうか。
私は今の会社に20年務めてきました。つい数年前までは今の仕事がそこそこ楽しくやり甲斐がったのですが、いつの間にか会社の方向性についていけなくなってしまったのです。その原因について私は以下の通り考えています。
環境要因
会社が取り巻く環境の変化によって経営方針は変わります。
目まぐるしく変化する時代においては個人と会社の価値観が常に一致しているとは限りません。
私の場合、会社は人を減らしたいがために現場の仕事をどんどん削減していきましたが、私は現場の仕事に達成感を感じていたため、仕事の楽しさを奪われた感じがしてしまったのです。
それ以外にも本社に機能を集中化した結果、現場が弱体化してしまったことも私に取っては耐え難いことでした。
こうした環境や方針の変化によって会社と個人の価値観はズレていくことになります。
個人の経験
それ以外にも個人の経験したことによっても価値観は変わってきます。
極端な例では戦争や大病、投獄などハードな経験をすることによって個人の価値観がガラッと変わってしまいます。
(こうした経験をしないと実業家として大成しないと聞いたことがありますが)
しかし、それ以外の日々の小さなことの積み重ねによっても個人の価値観は変化していきます。
本を読んだり、動画や人から学ぶ事によって自分の考え方をアップデートしていくことによって徐々に価値観が変わっていくことになります。
私も様々な本や動画で学び続けた結果、今の会社と価値観のズレが生じたと思っています。
これは自分が成長、変化した証なので仕方ないでしょう。
価値観が異なる会社で働き続けると
では、価値観がずれたまま働き続けるとどうなるのでしょうか。
結論は「誰も幸せにならない」です。
価値観が異なる会社で働くことは、会社にとっても働く個人にとってもなんのメリットもありません。
会社からすれば自社の理念や方針に共感しない社員は、周囲に影響を与えますし、社員は理念に共感できないので最大限のパフォーマンスを発揮することが出来ません。
結果して双方、損をしてしまうのです。
価値観が違うのでお互いに望む結果を提供できず、期待に応えることが出来ず更にパフォーマンスを落とす。という悪循環に入ります。
私の場合は生産性を上げて自分のやりたいことに全力を注ぎたかったのですが、会社はクソどうでもいい仕事を増やして更に人を減らすことを方針としてぶち上げており、この状態が改善するかもという期待を完璧に裏切られてしまったことが転職を決意したきっかけになりました。
自分と会社の価値観が異なると思ったら職場の変えどきかもしれません。
まとめ
今日は価値観のズレがなぜ起きるのか、それを放置するとどうなるのかについて書いてみました。
今回の転職活動を通じて自分がなぜ、今の会社を辞めたいのかを内省する機会を得ました。結果、自分の価値観にそう会社を選ぶことの重要性を知ることが出来たのは良かったと思っています。
価値観は常に変化し続けていくものです。自分が今、何に価値を置いているのか?を定期的に振り返ってみるのもいいかもしれません。
だめな職場はモノが多い【継続241日】
おはようございます。
転職先も無事に決まりまして、後は今の会社をいかにフェードアウトすべきかを感がておりますが、仕事はまだ続いております。
今日はだめな職場にはなぜモノが多いのかということについて書いてみたいと思います。
会社に眠っていた資料(=死料)の山
さて弊社にて総務をやっている私は、建物管理も任されておりまして普段、人が立ち入らないようなところにも入ったりします。
オフィスの什器を入れ替えるために書類置き場を探していました。
建物の地下倉庫に避難先を見つけたのですが、そこにあったのは大量の資料の山。
しかも誰がいつ置いたのか、必要かどうかすらわからない資料でした。
地下倉庫だけならまだしも、日常使うキャビネットにも古い資料が置きっぱなしになっています。
こうした惨状を目の当たりにし、書庫を片付けながら「やっぱだめな会社だわ」となってしまうのです。
弊社はそこそこ大きく、歴史もある会社なので止むを得ないのかもしれませんが、情報の取捨選択が出来ないのは長期的にみて、うまくいかないと思います。
なぜ、モノが多い会社がだめなのか
では、なぜモノが多い会社がだめなのでしょう。
私が考える理由は以下です。
- 生産性が下がる
- 仕事が属人化している
生産性が下がる
第一にモノが多いと生産性が爆下がりします。
モノを管理するためには時間とコスト、労力がかかりますが不要なモノが置かれ続けているせいでそれらを浪費し続けるわけです。
モノを探すのに時間をかけ、当然のその分はやるべきことも出来ず、労力をかけて探し当てられればいいけど、時間だけかけて必要なものは見つからず。なんて事も十分起きます。
また、乱雑な職場は集中力を下げてしまいます。仕事に関係ないモノが置かれ続けることで知らない間に集中力が下がってしまうわけですね。
仕事が属人化している
モノが多いと生産性が下がるだけでなく「その仕事はその人しか出来ない、知らない状態」いわゆる「属人化」が発生します。
特に書類関係で多いのですが、特定の仕事に長年携わってきた「生き字引」のような人は自分の必要な書類を自分仕様にカスタムしていることが多く、他の人が見てもわからない状態になっています。
仕事が属人化してしまっていると、カスタムされた書類などがどんどん増え続けて行ってしまうわけです。
そして、他の人がその書類の要否を判断できなくなり「必要かわからないからとりあえず取っておく」状態になってしまいます。
最悪なのは、引き継ぎの際に不要な書類と必要な書類を分別せずに引き継いでいった場合です。私の場合、コレでした。
まとめ
今日はモノが多い職場がだめな理由を書いてみました。
モノが多いということは決断力の欠如だと思っています。
「コレ要らないから捨てよう」という決断をできる人が少ないのですね。そんな会社が長期的にうまくいくわけがありません。
モノの多さはその会社の実力を図るバロメーターになるかもしれませんね。
やることリストを音読してみよう【継続240日】
おはようございます。
私は毎日手帳に「その日やるべきこと」をリストアップしているのですが、たまに忘れてしまうことがあります。
Apple Watchとかを使って常にチェックしているようにしていますが、それでも忘れてしまうんです。
そこである方法をやってみることにしました。今日は「やることリスト」を忘れないようにする方法について書いてみたいと思います。
続きを読むネガティブを打ち消すにはそれ以上のポジティブが必要だ【継続239】
おはようございます。
ここ最近、痛ましい事件や事故などをニュースで目にします。
人間はネガティブな出来事に反応しやすい性質があるので、自然と目についてしまいますが、これが癖になるとメンタルにも影響が出てしまいます。
今日はネガティブな感情を打ち消す方法について書いてみたいと思います。
ネガティブな出来事の驚異
まずネガティブな出来事がどれほど人間にとってインパクトが大きいかということですが、以前その日にあったいいことを3つ書く「スリー・グッド・シングス」とその応用版「フォー・グッド・シングス」について書きました。
特に「フォー・グッド・シングス」はネガティブな出来事を1つ書き、それを打ち消すようにポジティブな出来事を4つ書きます。
このことから分かる通り、一つのネガティブを打ち消すためには4つのポジティブを投入しないと効果が得にくいということです。
「小さなポジティブ」でも良い
「毎日4つもポジティブなことなんかない」という人もいるかも知れませんが、ここでいうポジティブは本当に小さなことでもOKです。
- タイミングよく電車に乗れた
- 上司がコーヒーを奢ってくれた
- 美女と目が合った
- 美味しいラーメン屋を発掘できた
とかでも構いません。
大事なのは「いかにポジティブなことに意識がいくか」ということです。
ネガティブばかりに集中するとストレスが激増しますが、さらに困るのがネガティブに反応する癖がついてしまうということです。
こうした心の癖を修正するためにどんな些細なことでもいいので「小さなポジティブ」を探してみましょう。
まとめ
今日はネガティブな感情を打ち消す方法について書いてみました。
人間は生き残るために不安やネガティブな感情を優先するように進化してきたようですが、現代においては時にメンタルを悪化させる要因になります。
些細なことでもいいので「ポジティブなこと」に目を向ける癖をつけて、健康なメンタルを保ち続けましょう。
昼寝で午後の効率アップ【継続238日】
おはようございます。
私は毎日の昼寝を習慣にしています。
午後一番の会議が設定されていない限り、昼休みをめいっぱい昼寝に費やしています。
今日は昼寝の効果について書いてみたいと思います。
昼寝で脳の疲れを取る
毎日、同じ時間に起きるようにしているのですが、それでもいつもより早く起きてしまったり、出張などでペースを乱された日は昼間の眠気が強くなります。
眠たい状態で仕事や勉強をしても効率よくインプットもアウトプットも出来ません。
そんな時は諦めて昼寝をしましょう。
ただし、昼寝は「30分以内」を「2回まで」と制限がついています。
30分をオーバーすると昼寝のデメリットの方が大きくなります。
10分~20分の昼寝で脳の認知機能が改善され、30分以内では体内の炎症レベルも改善するようです。
アンチエイジングにも効果的ということで「軽い睡眠」は効率よく勉強や仕事をする上で必須ということですね。
昼寝のデメリット
では、30分のデッドラインを超えたらどうなるか?
軽い眠りから深い睡眠へ移行してしまいます。昼寝しすぎると、その日の夜の睡眠に影響してしまうので30分以内に抑えるのがベストです。
昼休みが1時間であれば、早めにランチを取って25分のタイマーをセット昼寝をしてしまうのが最も賢い昼休みの使い方でしょう。
横になれるスペースがあるといいですね。さらにアイマスクと耳栓があれば完璧です。
タイマーは音がでないようにスマホをサイレントモードにしてポケットに入れておくのが簡単です。
私はApple Watchにいつも起こしてもらっています。
目を閉じるだけでもいい
実際には意識が落ちるほどの昼寝をせずとも脳の疲れは取れるとのことです。
眠りに落ちていなくとも15分程度目を閉じてぼんやりしているだけでも、十分に効果があるようです。
重要なのは、目や耳などの感覚器官を休ませてあげることで脳に入ってくる情報をシャットアウトし、その間に脳が情報を整理する時間を与えるということです。
まとめ
今日は昼寝について書いてみました。
以前にいた職場では、昼になってもディスプレイの煌々とした光が暗くなった執務室に点在していました。
私も周囲の同調圧力に屈して昼寝もせずに、キーボードを叩いていましたが今考えれば愚かなことをしていました。
昼寝の効果を有効活用し、だるくなりがちな午後を有意義に乗り越えましょう。
仕事を辞めたいと思ったら、この質問【継続237日】
おはようございます。
先月から転職活動をしておりますが先日、内定をもらうことが出来ました。
ことの顛末はまた別でまとめたいと思いますが、仕事を辞めるか否かについては迷うところだと思います。
そこで「本当に自分はこの仕事をやめたいのか」と悩んだときに役に立つ質問について書いてみたいと思います。
いつ仕事をやめるのか?
以下の質問を仕事を辞めるか悩んだときに自分に投げかけてみると、決断がしやすくなるかもしれません。
もし、2つ以上Noがつくようなら仕事を辞めどきかもしれません
- 来年度も今の仕事を続けていたいか?
- 現在の仕事にやりがいを感じられ、かつ自分でコントールできているか?
- 上司はあなたが最高の仕事をできるようにしてくれているか?
- 日常業務が長期目標と一致しているか?
来年度も今の仕事を続けていたいか?
来年度としたのは、多くの人は新年度に入社した人かと思います。
新卒採用で入社した人にとって4月1日は入社した日でもあります。
また新年度を迎えたときに、今の仕事を続けていたいと思うでしょうか?
私はNOでした。
現在の仕事にやりがいを感じられ、かつ自分でコントールできているか?
満足感を得られる仕事には2つの特徴があります。
「最高水準の力を出すように求められる」か、「自分が仕事のやり方をコントロールできる」かのいずれかです。
要求が厳しいのに裁量権がなければ消耗してしまいますし、裁量権があってもやりがいがない仕事は退屈です。
いずれも満たしていない仕事の方が多い場合は異動願いなどを出してもいいかもしれません。
私は当然の如くNOでした。
上司は最高の仕事をできるようにしてくれているか?
上司に期待しすぎるのもよくありませんが、少なくとも自分がパフォーマンスを発揮できる状況を作ってもらいたいものです。
残念ながら私の今の上司にはそのようなタイプではなく、改善も見られないことからこの質問もNOでした。
日常業務が長期目標と一致しているか
個人の目標と組織の目標が一致していれば、それは天職と言えるかもしれません。
一方で自分の5年から10年の目標を振り返ったときに普段のしごとがその目標と結びついていないなら(日常業務の先に目標達成が見えていないなら)、その仕事は幕引きのタイミングかもしれません。
まとめ
今日は仕事に悩んだときに自分に投げかける質問について書いてみました。
私の場合、ことごとくNOになったので結果して今回転職活動をしたのは正解だったのかもれしれません。
自分の中のモヤモヤをはっきりさせるためにも4つの質問は有用なので、転職するか迷っている方は使ってみてください。
時間制限がある方が仕事ははかどる【継続236日】
おはようございます。
本日は面接のため午前中で仕事を終わらせます。そういう時って時間が限られているからいつも以上に生産性が高くなるんですよね。
今日は「締め切り効果」について書いてみます。
時間があるほど能率が下がる
パーキンソンの法則というのをご存知でしょうか。
イギリスの政治学者C.N.パーキンソンが提唱した法則のことです。
- 第一法則…仕事の量は、その完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
- 第二法則…支出の額は収入の額に達成するまで膨張する
- 凡俗法則…組織はどうでもいいものごとに対して、それに不釣り合いなほど重点を置く
この法則は「人間は時間やコストを無駄に費やす不合理な存在である」ということを示しています。
典型的なものは夏休みの宿題ですよね。
最初にスタートダッシュをかけたら、1週間たたずに失速し中盤はダラダラ、最後の2日位でラストスパートをかける、みたいなことは誰もがやったはず。(もちろん私もでした)
これは第一法則の「膨張」に当てはまります。
一方でこの法則には逆説も当てはまる訳で、納期を短く設定するとコンパクトになった時間内に納めようと集中力が働きます。
この心理現象を「締め切り効果」と言います。
最適な締切は?
締め切りを短くするのが良いとは言いつつも、大事なのは「適切な納期」です。
納期が短すぎると当然、納期に遅れます。
逆に余裕がありすぎても集中力が発揮されません。
では、どうすれば良いのか?
My納期を設定するのが良いでしょう。
書類の作成期限を提示された場合は、その3日前や1週間前など前倒しで仕上げるように自分で納期を設定します。
設定のコツは
- 自分で「ここまでにできる」と思った納期の1.5倍を見積もる
- 他人に締め切りを設定してもらう
ということです。
人間はバイアスが働くので自分の能力を過剰に見積もります。(もちろん私も)
自分の見積もりを当てにしないほうが、結果的に最適な納期を設定できるでしょう。
まとめ
今日は「締め切り効果」について書いてみました。
午後から休暇、出張など予定が入っている方が集中できたという経験は誰しもあるはずです。
最適な納期設定で、最高のパフォーマンスを発揮しましょう。