おはようございます。
転職先も無事に決まりまして、後は今の会社をいかにフェードアウトすべきかを感がておりますが、仕事はまだ続いております。
今日はだめな職場にはなぜモノが多いのかということについて書いてみたいと思います。
会社に眠っていた資料(=死料)の山
さて弊社にて総務をやっている私は、建物管理も任されておりまして普段、人が立ち入らないようなところにも入ったりします。
オフィスの什器を入れ替えるために書類置き場を探していました。
建物の地下倉庫に避難先を見つけたのですが、そこにあったのは大量の資料の山。
しかも誰がいつ置いたのか、必要かどうかすらわからない資料でした。
地下倉庫だけならまだしも、日常使うキャビネットにも古い資料が置きっぱなしになっています。
こうした惨状を目の当たりにし、書庫を片付けながら「やっぱだめな会社だわ」となってしまうのです。
弊社はそこそこ大きく、歴史もある会社なので止むを得ないのかもしれませんが、情報の取捨選択が出来ないのは長期的にみて、うまくいかないと思います。
なぜ、モノが多い会社がだめなのか
では、なぜモノが多い会社がだめなのでしょう。
私が考える理由は以下です。
- 生産性が下がる
- 仕事が属人化している
生産性が下がる
第一にモノが多いと生産性が爆下がりします。
モノを管理するためには時間とコスト、労力がかかりますが不要なモノが置かれ続けているせいでそれらを浪費し続けるわけです。
モノを探すのに時間をかけ、当然のその分はやるべきことも出来ず、労力をかけて探し当てられればいいけど、時間だけかけて必要なものは見つからず。なんて事も十分起きます。
また、乱雑な職場は集中力を下げてしまいます。仕事に関係ないモノが置かれ続けることで知らない間に集中力が下がってしまうわけですね。
仕事が属人化している
モノが多いと生産性が下がるだけでなく「その仕事はその人しか出来ない、知らない状態」いわゆる「属人化」が発生します。
特に書類関係で多いのですが、特定の仕事に長年携わってきた「生き字引」のような人は自分の必要な書類を自分仕様にカスタムしていることが多く、他の人が見てもわからない状態になっています。
仕事が属人化してしまっていると、カスタムされた書類などがどんどん増え続けて行ってしまうわけです。
そして、他の人がその書類の要否を判断できなくなり「必要かわからないからとりあえず取っておく」状態になってしまいます。
最悪なのは、引き継ぎの際に不要な書類と必要な書類を分別せずに引き継いでいった場合です。私の場合、コレでした。
まとめ
今日はモノが多い職場がだめな理由を書いてみました。
モノが多いということは決断力の欠如だと思っています。
「コレ要らないから捨てよう」という決断をできる人が少ないのですね。そんな会社が長期的にうまくいくわけがありません。
モノの多さはその会社の実力を図るバロメーターになるかもしれませんね。