ジョブ・チェンジングでモチベを上げる【継続110日】
今日は「ジョブ・チェンジング」について書いてみたいと思います。
ジョブ・チェンジといっても転職をするわけではありません。
問題に対して、自分に新たな肩書きをつけることを指します。
勝手につけた肩書きでモチベーションが上がってしまうということについて書いてみます。
肩書きを舐めてはいけない
会社で肩書きを持っている人も多いかと思います。
私も一応、肩書き付きの人間です。とはいえリーダーやマネージャーといった管理職ではないものの「主任」という肩書きで仕事をしています。
今の職場に異動してきて現在の肩書きを得たのですが。そこそこ大きい部署で唯一の「主任」という肩書きをもらってからは、自分の責任範囲に対するモチベーションは、他のそれとは比になりません。
「この仕事は自分のポジションでないと出来ない」と思うと不思議とやる気が上がってくるわけです。
これは個人の体験ですが、研究でも裏付けられています。
アメリカの病院の清掃スタッフに対して「アンバサダー」という肩書きを与えたところ、モチベーションが上がり、かつては汚かった床やトイレが見違えるようにきれいになった。という報告もあります。
これは「肩書き」を通じて仕事へのアプローチが変わったことによるものと考察されています。
「アンバサダー」である自分たちは清掃を通じて病院に貢献しているというマインセットに切り替わり、その結果として素晴らしい成果を挙げたということです。
このように肩書き一つで人間のモチベーションが上がるのが「ジョブ・チェンジング」の凄いところです。
肩書きは何でもよい(ただし実態に即して)
「自分には肩書なんてないし‥」という方もいらっしゃるでしょう。
ここでの「肩書き」は実態に即していれば良いということです。
私も「主任」以外の肩書きはありません。
仕事といえば会社の建物に関する雑務全般といった感じです。
しかし、裏を返せば「プロジェクトの運営」から「水回りの修繕」まで何でも出来る「オールラウンダー」とも言えますし、会社の困りごとを解決する「コンシェルジュ」とも言えます。
「また雑用か」と思うより「自分は何でもできる会社のコンシェルジュなんだ」とマインドセットを変えれば、仕事への取り組み方も自ずと変わるでしょう。
仕事の前に、自分の肩書きを思い出すだけでも効果があるそうです。
まとめ
今日は「ジョブ・チェンジング」について書いてみました。
「立場が人を作る」という言葉があるように肩書きを通して自分に役目を与えるだけでモチベーションが上がってしまうなんて、人間の心というのは不思議なものです。
それでは。