おはようございます。
朝から恐縮ですが疲れていませんでしょうか?
私は早速疲れております。体力的な問題ではなく、組織の問題だと思っています。今日は私の考える疲れる組織を書いてみました。
私が考える疲れる組織は以下のようなものです。
- 忖度(そんたく)が多い
- 本音が言えない・言わない
- 役割が曖昧
忖度(そんたく)が多い
「忖度(そんたく)」という言葉をしったのはモリカケ問題からなのですが、改めて意味を確認してみると
忖度 →他人の心中を推し量ること。推察 (広辞苑より引用)
となっています。
いかにも日本人が好みそうな言葉です。
弊社でも忖度ありきで仕事が進んでおり大変に疲れてしまいます。
たいてい忖度されるのは役員です。
資料でも役員ウケのいい言葉を散りばめたり、役員がべた褒めしたフォーマットを使うことが推奨されたり、「どう考えても内容と関係なくね?」みたいな仕事が大変に多いのです。
役員が了承することで話が進めば良いのですが、ただの報告なので役員ウケが良かったところで利益にもなりません。
人間のモチベーションは仕事が進んでいる感覚に左右されるのでこうした不毛な仕事が消耗する原因になるのだと思っています。
本音が言えない・言わない
これも疲れる組織に多いのでは無いでしょうか。
私もいろいろな部署と調整する立場にいるのですが、前述の忖度と同じくらいに多いのは「本音を言えない・言わない」です。
立場は違えど同じ一兵卒であれば本音を言ってもらいたいと思っています。
仕事のすり合わせで認識が合わなくとも「いや~実は部長がどうしてもこうしろって言うんですよ。」と本音を言ってくれれば、ある程度妥協点を見出しやすくなるのですがそれがないと、「なんでこの人はこういうことを言うのだろうか?」と相手の背景まで考えないといけなくなってしまいます。
せめて「役員の指示でやれと言われてます」とか「部長がこの表現にこだわっているので・・」とか言ってくれるとこちらもやりやすいのですが・・。
役割が曖昧
これも日本の組織の特徴だと思っています。私は海外で働いたことがないのですが本を読んでみると、組織の役割がはっきりしており、役割の範囲外のことにはハッキリとNoを言うそうです。
自分の役割はこれだ!というものがあると多少のことではぐらつかないと思っています。パーティに例えれば「魔法使いは魔法使い、戦士は戦士」の仕事ができれば良いのです。
しかし疲れる組織では「魔法使いなのに大剣で前線に立たせる」などということをやらせます。二足のわらじどころか4足、5足が当たり前です。
役割が増えれば増えるほど自分の