クロノタイプに合わせて生活する【継続251日】
おはようございます。
「クロノタイプ」はご存知でしょうか。
人間の体には自然な「サーカディアンリズム」(概日リズム)と呼ばれるリズムがあり、コレに沿って生活するとパフォーマンスがアップするそうです。
今日はサーカディアンリズムについて書いてみたいと思います。
続きを読む無駄なことをしないと効率は上がらない【継続250日】
おはようございます。
仕事や勉強を効率化して生産性を上げていくことを主題としている本ブログですが、無駄なことを一切切り捨てているわけではありません。
むしろ無駄な事から学ぶ事も多いと思っています。
今日は「必要悪」としての無駄なことについて書いてみたいと思います。
続きを読む相手への信頼は98%くらいにしておく【継続247日】
おはようございます。
仕事をしていれば当然ミスも起こります。特に信頼している相手が思いもよらぬミスをした場合は、その反動で激怒してしまうかもしれません。
相手に全幅の信頼を寄せるというのも素晴らしいのですが、それでも相手は人間。
信頼しすぎず心に余地を残しておくほうがいい、という話について書いてみたいと思います。
続きを読む批判的に自分を見ることができるのか【継続246日】
おはようございます。
今、「失敗の科学」という本を読んでいるのですが、その中で「人は自分の間違いを認めない」という性質に言及していました。
興味深かったので今日は「なぜ、人は間違いを認められないのか」について書いてみたいと思います。
なぜ、間違いを認められないのか
人間誰しも間違える生き物です。もちろん私も間違います。
しかし、中には持論を曲げない人っていると思います。
自分の判断や考えに絶対の自信をもっており、誰が何を言っても耳を傾けない人です。
「失敗の科学」ではそれについても触れられていました。
- 物的証拠があるのに被告を有罪と信じて疑わない検事
- 予言を外したインチキ霊能者を信じ続ける信者
など、本を読んでいると滑稽なのですが、これには「認知的不協和」という心理的なバイアスが働いているそうです。
認知的不況とは簡単にいうと「つまらない作業や苦労した経験を選択した自分を納得させる理由付け」みたいな感じでしょうか。
紹介された事例の中で面白い実験がありました。
学生に対して「官能小説を皆の前で音読させる」グループと「辞書の卑猥な単語を音読させる」グループに分けます。(この時点ですげー実験だなと思いました。)
その後、学生たちに対して「どうしようもなくつまらない動物の生殖行為に関するビデオ」を見せて感想を問うと、「官能小説を音読させられたグループ」の方が「興味深い」「意義があった」という感想が多かったようです。
「官能小説を皆の前で音読」という罰ゲームみたいな経験をさせられた後に、つまらないビデオを見せられると、恥ずかしい経験をした自分を納得させるために「ビデオが意義あるもの」であると、自分を納得させてしまう傾向があるそうです。
確かに経験に対して「苦労したのに何も得られなかった」「愚かな選択をしてしまった自分を認めたくない」というのはその通りだなと思います。
自分が認知的不協和に陥っていないか
実際の仕事上で遭遇する「不毛な施策を進める経営者」や「絶対に意見を曲げない人」を見ると認知的不協和が起きていることがわかります。
しかし、他人事としてみるのではなく自分がそうした状態に陥った状態になっていないか定期的に確認する必要性を感じました。
こうした認知的不協和は誰にでもおきます。
知っていたとしてもこうした思い込み(バイアス)に陥ってしまうそうです。
専門家なども判断を誤り、更にはそれすら認めない傾向があるとのこと。
自分が判断や意見する際には「客観的になれているか、証拠があるか」「他人の意見を採用したらどうなるか」といった観点で再チェックするのが有効でしょう。
まとめ
今日は認知的不協和について書いてみました。
本で事例として読んでいると、愚かな行為に見えるのですが自分でも起こりうる事、あるいは既に陥っているかも、という視点を持ち続けるのはとても重要なことだとおもいました。
いかにして与える側に育てるか【継続245日】
おはようございます。
退職が見えてきたはずなのにいっこうに業務が楽になりません。なぜなら私がやっている業務はノウハウがものをいうので、他人に降ることが難しいからです。
もちろんそれは個人にとって強みにはなりますが組織にとってマイナスです。
本来は「仕事はだれでもできる」状態にするのが私の理想ですが、現実はそうはなりません。
今日は、いかにして「与える側」に育てるかということについて書いてみたいと思います。
だれでも最初は「与えられる側」
私もちょうど一年前に今の部署に辞令をもらい、着任した当初はなにも出来ませんでした。
「与えられる側」だったわけです。
まったく畑違いの部署で経験や知識を活かせる場が殆どなかったからです。
それでも自分なりに前任者のやり方を学び、自分なりに発展させて他人に教える「与える側」の知識を身につけてきました。
しかし、自分の仕事に特化すればノウハウは蓄積されていきますが、自分の代役がいなくなってしまいます。
本来それは組織としては良くないわけですね。
今回、私が転職を申し出たことで実際、職場は代役を探すのにてんやわんやしている訳ですから。
いつまでも「与えられる」と思わない
最近、自衛隊の遊撃部隊の教官をされている人が書いた本を読んだのですが、遊撃部隊ではいつでも代役を準備しているとのこと。
指揮官でも隊員として行動できないといけないし、反対に隊員も指揮をとれないといけない。
いつでも代行者がいないと遊撃戦は戦えないとのこと。
私も「与えられる側」だったので、最初は教わるばかりでした。
しかし、教えてくれる相手がいつもいるとは限らない。
定期異動でいなくなっても大丈夫なように自分なりに知識の会得を心がけました。
自分がいなくても「回る」組織が理想
しかし、自分に知識やノウハウが蓄積され「与える側」になった時に人にノウハウを継承することを怠ってしまったのは失敗でした。
ノウハウを他人に継承しないと、与えられることに慣れ依存する結果となります。
グチや文句ばかりの問題を作り出す人ではなく、問題を解決する人を作り出すためには自分のノウハウを継承し、いつでも代役になれる人を準備しておくのがよいでしょう。
まとめ
「誰もが代役になれる組織を目指す」というのは実際には非常に難しいと感じています。いわゆる属人化というのはどこの組織にも起こり得ることで、匠を目指すのでは無く、いつの間にか匠が出来上がっていたというのは避けるべき事態でしょう。
退職も近いので、今いるメンバーに持っているノウハウを叩き込んで安心して職場をさりたいと思います。
「できない」と口にしたら本当にできなくなる【継続244日】
おはようございます。
私もそうですが無理な課題を提示された時に、思わず「できない」といってしまいませんか?
不思議なことに「できない」と口にしてしまうと本当にできなくなるのは、脳のせいらしいです。根性論や精神論ではなく科学的に本当にできなくなってしまうとのこと。
今日は口に出す言葉が脳に与える影響について書いてみたいと思います。
「〇〇しなきゃ」ではなく「〇〇する」
では何故、「できない」と口にすると本当にできなくなるのでしょうか。
脳は「過去にできなかった特に行った動作を検索して体に命令する」ので、結果的にその行動ができなくなってしまいます。
使われた言葉通りに保存された動作の中から、引っ張り出しているのでそういう意味で脳はきちんと仕事をしていることになります。
使われた言葉どおりの行動を選んでいるのであって、それが正しいかどうかは脳にとって関係ないんですね。
では、どうすればいいのか。
「脳が望ましい行動を指示してくれる動作」を言葉にすればいいわけです。
仕事が溜まっている時に
「〇〇しなきゃな。めんどくせー」とつぶやいてしまうと、本当にめんどくさくなってしまいます。(私もやりがちです)
「〇〇する!」と言い切ってしまいましょう。
さらに先日書いた締め切り効果をうまく使うのであれば、「やること」と「それをやったらどうなるか」をつぶやいてみましょう。
「月末までに報告書を仕上げる」ではなく「今日の15時までに報告書のアウトラインを作る」と書いたほうが動作を起こしやすくなります。
更に「アウトラインが仕上がれば6割完成」とつぶやくと脳内で到達点までの距離と、締め切りまでの時間関係が整理されます。
「具体的な動き+それによる効果」のセットでつぶやくことを習慣にすると、自然と口癖になってくるわけですね。
まとめ
今日は言葉が行動に与える影響について書いてみました。
昔から言霊という言葉があるように、口癖や発した言葉によって人間の行動が変わるというのは脳のせいだったようです。
自分が何気なく使っている言葉を「望ましい行動」を促すものにすれば、行動自体も望ましいものに変わっていくということですね。