おはようございます。
仕事をしていれば当然ミスも起こります。特に信頼している相手が思いもよらぬミスをした場合は、その反動で激怒してしまうかもしれません。
相手に全幅の信頼を寄せるというのも素晴らしいのですが、それでも相手は人間。
信頼しすぎず心に余地を残しておくほうがいい、という話について書いてみたいと思います。
全幅の信頼は危険
さて、なぜ全幅の信頼は危険なのでしょうか。
先程も書いた通り、相手に100%の信頼を置いてしまうと期待どおりにいかなかったときの反動が大きいからです。
先日、私が業務を委託している会社でミスが発覚しました。
普段から仕事の状況を見ていたので「そんなことないだろう」と思ったのですが、どうやら事実。
些細なミスだったので感情を爆発させることはなかったのですが、わずかばかり動揺してしまいました。
人間は期待を裏切られたと感じた時に感情が揺れ動きます。
それが悪い方向に裏切られたと感じればなおさらです。
自分の怒りを受け入れたり、感情をうまく扱う意味でも「相手は間違えるもの」という前提に立っておいたほうが、裏切られたときのダメージが少なくて済むわけです。
全く信頼しないのも問題
では、相手は信用できないものとして扱うのも問題です。
相手を信頼していないと、自分も相手から信頼されません。
お互い信頼していない者同士が協同で何かを成し遂げること等は到底かなわないので、全く信頼しないのも問題です。
信頼をおきつつ、相手の間違いや失敗を許容する余裕として2%ほど残しておくのがいいのではないでしょうか。
98%の信頼を残しつつ、2%は相手の失敗や期待外れに対して余裕を残しておく。
そうすればアンガーマネジメントの観点からも、相手に感情をぶつけること無く対処することができるでしょう。
まとめ
今日は相手への信頼について書いてみました。
全幅の信頼をおける相手がいるのは確かに素晴らしいのですが、それでもやはり相手は人間。間違えることもあります。
そんなときのために2%の余裕を持っておくと人生が生きやすくなるのかもしれませんね。