おはようございます。
今週で2021年度も終わりです。あと少しなので頑張りましょう。
かくいう私自身も今年度は部署が変わり慣れない業務で四苦八苦しながら、なんとかやり抜くことができました。
もちろん、やれなかったこともあるのですが、今日はやり抜く力についてかいてみたいと思います。
やり抜く力(グリット)とは
困難にもめげずにやり抜く力のことをグリットといいます。
このグリットを持つ人は大学入試でも高い得点を得ることが研究でわかっています。
また、この力を持っているかどうかは米国の陸軍士官学校(ウェストポイント)への入学者のうち、誰が最後まで脱落することなく卒業するかといったことまでわかるそうです。
以前、やれば出来る!という成長マインドセットについて書いた通り、私達は自分の知能に関して2つのマインドセットを持っています。
ひとつは「固定的知能観」、もう一つは「拡張的知能観」です。
- 固定的知能観 →個人の知能は持って生まれ持ったものとして固定されている。
- 拡張的知能観 →個人の知能は変更可能で努力すれば伸びる。
という違いがあります。
「やれば出来る!」ということは研究で証明されているのですが、そのために必要なのがやり抜く力(グリット)です。
やれば出来る!はやり抜く力が必要。
スポーツや数学、音楽などの分野において成功した人は、地道な努力を重ねている人が多いです。
こうした努力を支えているのがグリットです。
目標に向かうとき、どうしても投げ出したくなるときがあります。
私も長期のプロジェクトに関わっていますが、発注先の担当者がポンコツだったり、当初想定していなかったトラブルが発生したり、と挫けそうになったことがたくさんあります。こうしたことは私に限ったことではないでしょう。
前述の「固定的知能観」か「拡張的知能観」のどちらを持っているかは、こうしたトラブルに直面したときの考え方でわかります。
- 固定的知能観 →自分に能力がないと、自分のせいにする。
- 拡張的知能観 →努力が足りなかった、戦略を間違えた。など自分の努力や行動のせいにする。
困難な状況下であっても努力を続けられるのは、やはり後者です。
なぜなら、自分の努力や行動はコントロール出来るからです。
こうした考えが困難においても努力を途切れされることなく続け、成功に至る秘訣なのでしょう。
まとめ
今日はやり抜く力(グリット)について書いてみました。
困難が起きるのは避けられません。以前も書いたとおりその状況をどう捉えるか、そしてどう行動するかによってその後が大きく変わるのです。
やり抜く力を育てて困難を乗り越えて行きましょう。