今日,父を見舞ってきました。
前にも見ましたがすっかりやせ細って鶏ガラのようになっていました。
小さい頃は父と散歩に行ったりバドミントンをやったりしていましたが
見る影もなくなっていました。毎朝出社する前に体を動かす人だったのに。
今では意思疎通もできず、体も動かすこともできなくなって、生きるための栄養を
採るためのチューブをつながれている父の姿をみて、自分の死に際は自分で
選びたいと思いました。
少なくとも今の自分はああまでして生きたいとは思いません。
父が何を考えているかはもうわかりませんが、動かない体で呼吸しかしていない父を
見ていると、周りの人に心配をかけてまで生きていたいとは思わなくなりました。
ただ、今の父を迷惑だとは思っていません。
自分が同じ状態になった時には(あるいはその前に)潔く死を選べるようにして
もらいたいのです。
誰の役にも立てずに、ただ生きているだけになったことが耐えられないと思うのです。
今の日本では安楽死が認められていませんが、自分の最期を自分で選ぶことが
できるというのも選択肢の一つになってもらいたいと考えてしまいました。