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自分への指示を出すのは「自分自身」【継続331日】

おはようございます。

以前も「セルフトーク」=「独り言」について書きましたが、自分を励ます独り言はスポーツの世界では古くから取り入れられてきました。

「指示的セルフトークについて書いてみたいと思います。

集中力を高める「独り言」

「独り言」を使って集中力アップを狙う技法を「指示的セルフトーク」といいます。

簡単に書くと「自分への指示を自分に出す」という方法です。

集中したい動作を言葉にして自分への質問や指示という形にして投げかけます。

 

スポーツを習ったことのある人であれば分かると思いますが、どんなスポーツでも基本の動作があります。スタンスだったりグリップのポイント等は初心者の頃に徹底して教え込まれるでしょう。

指示的セルフトークをスポーツでつかうのであれば

「足の開き具合は肩と同じになっているか?」

「肩の力を抜いて腰の回転を使うんだ!」

といった言葉を自分に投げかけることで集中力を高めることができます。

 

主にスポーツで使われる場面が多いのですが、実はこれ以外にも勉強や仕事などもこのテクニックを応用することが可能です。

 

自分に指示をするのは「自分」

では、勉強に使う場合を見ていきましょう。

問題を解くときに以下のようなセルフトークが使えます。

「この問題はどこがポイントだろうか?問題文の情報から何が導けるだろうか?」

 

仕事に使う場合はどうでしょう

「この報告書は何が目的か?作成のために今手元にある情報はなんだろうか?」

といった具合です。

 

ここで大事なのは「俺なら出来る!」「今日のコンディションは絶好調だから大丈夫!」みたいな自分をアゲるようなセルフトークを使わないことです。

これは「意欲的セルフトークと呼ばれ、一時的な集中力向上が見込めますが複雑な作業には向いていません。自分への指示が抽象的すぎるのです。

 

「指示的セルフトーク」を使う場合はあくまで作業中にすべきことを言葉に変えてみましょう。

  • 「この問題のポイントはどこだ?」
  • 「解法の手順は?」

といった客観的な質問や、集中力が落ちたら

「あと5分だけやってみよう」

「もう一問だけ頑張ってみろ」

といった具体的に自分を励ます言葉を使ってみましょう。

こんな単純な「独り言」でも教育科学の世界では実際に学生の成績向上が確認されているそうです。

しばらく反復は必要ですが、自分への「具体的な励まし、指示」を繰り返すことで自分自身の集中力を高めることができます。

 

まとめ

今日は「指示的セルフトーク」について書いてみました。

セルフトークの効果は様々確認されていますが、コストがかからない集中力アップの方法としては最も簡単なのでおすすめです。

私も書類を作成する時や疲れて集中力が落ちてしまった時に使うようにしています。

ぜひ使ってみてください。