おはようございます。
いよいよ今週で今の会社を退職することとなりました。形式上は末日まで在籍となりますが明日で最終出社の予定です。
今の職場に未練がないかと言われれば、やはり同期入社の仲間と離れるのは辛いところ。今日は仕事のモチベ-ションを上げてくれる「仲間」について書いてみたいと思います。
友人が3人いれば仕事のモチベが跳ね上がる
職場において人間関係は非常に重要です。
仕事そのものが楽しくても人間関係が悪けれあ幸福度など上がりようもありません。
実際に私自身も8割くらいは人間関係で転職を決めたようなものです。
経営学の世界にある格言で
「私たちは仕事を辞めるのではない。その場の人間関係から立ち去るのだ」というものがあるそうです。
それくらい人間関係は仕事内容よりも重要なんですね。
厚労省の統計によれば「同僚と仕事やプライベートの会話で笑うことはあるか」という質問に「はい」と答えた日本人はわずか30%。
「信頼できる上司はいるか?」にはおよそ87%が「いいえ」と答えているそうです。
これは日本人だけかと思いきや、欧米でも同じような状態で仕事の人間関係に悩むのは世界的な現象のようですね。
そんな中で仕事に最も幸福感をもたらしてくれるのは「職場にいる友人」だそうです。
アメリカで500万人を対象に実施した研究では
職場に3人以上の友達がいる人は人生の満足度が96%上がり、給料の満足度も2倍になったそうです。
また、
職場に最高の友人がいる場合は、仕事のモチベーションはなんと7倍になり、作業スピードも上がったそうです。
これを見る限り、給料の多さや仕事の楽しさとは別に社内に友人がいるだけで人生は幸福になるみたいです。
よく「会社は成果を上げるところであって、友人を作る場所ではない」という話も聞きますが、こうしてみるとを成果を上げるという観点では友人を作るのも馬鹿にできませんね。
社内で自分と似た人を探せ
人間は社会性のある生き物なので、とかく群れます。
太古の昔から群れて集団を形成し、相互に助け合って生き抜いてきた人たちの子孫なので群れることはごく自然で、決して悪いことではありません。
群れの中で人と人と結びつける要素は多々ありますが、傾向として私たちは
「自分と似た人を好きになりやすい」というのがあります。
これは「類似性効果」と呼ばれる心理現象で、相手との考え方や性格の近さ、外見や文化的な背景などが自分と似ていれば高感度は高まります。
同期入社と仲がよくなるのは、同じ時期に入社し、同じようなキャリアを歩んでいるから「類似性効果」が発動した結果でしょう。
こうした観点から自分と似た人が社内の近くにいないかを確認してみるのが、良い友人を作るポイントです。
まとめ
今日は「職場の友人がモチベーションを高める」という話について書いてみました。
仕事の内容以上に職場の友人関係が生産性の観点からも非常に重要なので、なるべく自分と似た人を探してみて、友人という最高のブースターになってもらうのはいかがでしょうか。