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試行錯誤よりも「できること」を確実に【継続309日】

おはようございます。

今の会社で最後の仕事と決めていた大きな仕事を週末に終えました。来月から新しい会社で働くわけですが、新しいことを学ぶためには効率よく学習することが大事です。

今日は、効率よく学ぶためのエラーレスラーニングについて書いてみたいと思います。

試行錯誤よりも効率的な学び方

新しいことを学ぶ時、どちらの方法がより効率的だと思いますか?

  • A.失敗を繰り返しながら何度もチャレンジして徐々に習得していく
  • B.当然できることをやりつつ徐々に難易度を上げて、失敗したらできる範囲のことだけをやる。

Aは試行錯誤と呼んでいる方法です。

できないことに果敢にも挑んでいくのは素晴らしいですが、精神論になりがちです。

実際、試行錯誤の繰り返しは効率が悪く代わりに用いられるようになったのがBの方法であるエラーレス・ラーニング(誤りなし学習)です。

 

これは、できる範囲で最も高い難易度を設定、それが当たり前のようにできるまで繰り返し次の難易度に上がっていくという方法です。

例えば、最初は英単語を5個覚えて、その5個を完璧にマスターしたとおもったら、次は6個目の単語を覚えるといった具合です。

ちょっとずつしか前進していないように見えますが、安定して能力を発揮することができるので、取り組むハードルはぐっと下がります。

実際、リハビリなどの場でも使われている方法だそうです。

 

まずは課題を小さく分解

このエラーレスラーニングを実践するためには、自分がやろうとしていることのうち「当然できること」を見つけます。

今すぐにでもできるスモールステップを探すわけです。

脳を成長させるためには、このスモールステップを以下に設定できるかが重要です。

たとえば

  • 運動初心者であれば、スクワット1回、腕立て1回など
  • 新しい言語学習であれば 単語5個など

と言った感じで、自分が確実にできることを設定するのが重要です。

できることを少しずつ広げていくのがエラーレスラーニングのキモです。

 

優秀な営業職はお客さんに見せる資料を少しずつ変えているそうです。

お客さんに見せて、その反省を踏まえて若干の修正を加える。

これを繰り返します。

大きなチャレンジではありませんが、少しずつ成果が積み上がっていくのが脳にとっても最適なようです。

 

私も同じようなテクニックを使います。説明用でも自分用の資料でも、小さな改善を重ねることによって徐々に洗練されていく過程が好きです。

そのほうが脳にとっても気持ちいいのかもしれません。

まとめ

今日はエラーレスラーニングについて書いてみました。

難しいことにチャレンジする気持ちは大事ですが、挫折してしまっては元も子もありません。いずれは難しいことができるようになる。そのためには今できる簡単なことを当たり前にできるということが学習には大事です。