おはようございます。
結局、平日休みを取って4連休を確保しずっと勉強をしておりました。
しかしながら本当に勉強したことが身についているのかと言われると「うーん」となってしまいます。
何度か問題を解いてみると、やはり解法を忘れているんですよね。心配になってきました。ということで不安に苛まれた時に有効な「リアプレイザル」というテクニックについて書いてみたいと思います。
ストレスを感じたら「この一言」
仕事や学校で緊張を伴うときってありますよね。
私が小学校や中学校で一番いやだったのは「スピーチ」とか「歌のテスト」といった皆の前で何かを披露するのが本当に苦痛でした。
「間違えたらどうしよう」とか「音痴だから笑われるかも」とか、そんな風に感じたものです。
大人になってもこうした状況はたまにあります。
トップに対して施策を説明をするとかは今でも結構緊張してしまう場面はたまにありますが、そんな時に即効性があるのが「リアプレイアザル」です。
これは何かというと「言い換え」です。
自分が置かれている状況を別の言葉で言い換えてみると、ストレス反応を和らげることができるのです。
感情は再構築できる
理不尽なことってありますよね。
- 上司にいつも通りの報告をしたら、何故か不機嫌で怒られた。
- 見ず知らずの人によくわからない理由で怒られた。
とか、こうした状況では理不尽さに多くの人が頭に来るのではないでしょうか。
しかし、ここで「何か悪いことでもあったのかな?」と考えて状況を一歩引いてみるのがリアプレイザルです。
- 「上司は奥さんと喧嘩してから家を出たのかもしれない」
- 「すれ違った人は何か嫌なことがあったのだろう」
と状況を一歩引いて考えてみると、感情の波をある程度抑えることができます。
なぜ、リアプレイザルが効くのか
では、なぜこんな簡単なことが効くのでしょうか。
それは「緊張」と「興奮」は人体の反応という点ではどちらも変わりません。
人前でスピーチしたり、会社で転勤が言い渡されたときでも心臓は激しく脈打ち、ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されます。
このとき私達の身体は外部の刺激に態勢を整えただけで、反応を「緊張」か「興奮」のどちらに解釈するかは脳が判断します。
更にこの「リアプレイザル」は感情トレーニングとしても使うことができます。
嫌な体験をポジティブに捉え直しただけで脳の扁桃体の活動が低下し、パニックを起こしづらくなったという報告があるくらいです。
まとめ
今日は状況の解釈を変える「リアプレイザル」について書いてみました。
緊張しやすい場面で簡単に使えるテクニックなので、パニックになりやすい人は使ってみるのがおすすめです。