おはようございます。
この4日間は簿記2級の勉強をしておりますが、なかなか思うような成果が上がらず四苦八苦しています。
もうまもなく試験だというのにこんな体たらくでは試験を投げ出したくなってしまいたくなりますが、そこはなんとか踏ん張ります。
同じように習慣として続けてきていた努力をも無駄にしてしまうのが「どうにでもなれ!」効果です。今日は努力を無駄にしてしまう「どうにでもなれ効果」とその対策について書いてみます。
どうにでもなれ効果とは
まず「どうにでもなれ効果(The What the hell effect)」とは、例えばダイエット中にこれまで我慢していたケーキを食べてしまった時に「もう食べっちゃったから、もういいや!もう一個食べちゃえ!」と半ば逆ギレ状態になることです。
お金についても同じことが言えるのですが、1万円札ってお財布に入っているとなかなか使う気になりません。しかし、一万円が崩れて途端に千円札が増えると買い物を始めてしまうことってないでしょうか。
一度、挫折してしまうとこれまでの努力を台無しにしてしまうのが、「どうにでもなれ効果」です。
どうにでもなれ!を防ぐには?
では、どうしたら「どうにでもなれ効果」を防ぐことができるでしょうか?
ポイントは3つあります。
1.長期目標を立てる
「どうにでもなれ効果」は短期目標しか作っていない時に起きやすいので、「今日は甘いものを食べない」ではなく、「甘いものを食べないようにして半年後に理想の体型になる」といった長期目標を立てます。
例えば「今日は1時間勉強する」よりも「今週は7時間勉強する」や「今月は50時間勉強する」という方が「どうにでもなれ効果」を防ぎやすくなります。
目標が長期だと一度の失敗でも修正が簡単になるわけです。
2.「やらない目標」ではなく「やる目標」を立てる
目標の立て方にもコツがあります。
それは「○○をやらない」ではなく「〇〇をやる」といった形の目標を作ることです。
- 「甘いものを食べない」ではなく「野菜をたくさん取る」
- 「健康のために飲み会にいかない」ではなく「健康のためにジムに行く」
- という具合です。
「〇〇しない」という否定形の目標よりも「〇〇する」という肯定形にしたほうが、挫折を防ぐ効果があります。
3.リカバリー回数を数える
最後は「リカバリー回数を数える」です。
挫折してしまっても、そこからリカバリーして立ち直った回数をカウントします。
「今月は3日間、勉強をサボってしまった」ではなく「3回もリカバリーした」と考えることで、挫折した感覚よりも誘惑を乗り越えて復活したという感覚ができます。
まとめ
今日は「どうにでもなれ効果」について書いてみました。
挫折は目標達成の大敵ということで、挫折をものともせず目標を達成するには
1.長期目標、2.「〇〇しない、ではなく〇〇する」、3.リカバリー回数の3つを意識してみてください。