おはようございます。
仕事や勉強では多くの資料や本を読みこなすことが求められるときもあります。
しかし、資料や本に書かれていることは時として膨大な情報量になります。今日はそんな時に役に立ちそうな「本や資料からの情報の得方」について書いてみました。
資料に目を通すのはここだけ
私は仕事で多くの資料を読む機会が結構あります。
過去の打ち合わせ資料や行政の配布資料、報告書や社内文書などが主ですが、それら全てに目を通していたら時間がいくらあっても足りません。
趣味で読んでいる本も同様です。
私自身、読みたい本がいっぱいあるのですが、それら全てに目を通しているわけではないのです。
小説などを除いて本や資料は「情報を得るためのもの」と割り切っています。
だから、自分にとって必要な情報が得られればそれで本や資料の役割としては果たしてくれています。
では、自分にとって必要な情報がどこに書かれているのかをどうやって見つけ出すのでしょうか。
資料は本はここを読む
資料や本は情報をえるためのものです。大抵の本や資料は以下のところに目を通せば事足りることが多いです。
表紙・タイトル
表紙やタイトルにはその本や文書が何について書かれていたものなのかがわかります。
タイトルと内容が大幅に異なるものはないはずです。
まえがき
まえがきには著者の思いが書かれています。しかも書き始めなので書き手も気合が入っていることが多いので、著者が何を言いたいのか、何を届けたいのかが端的に書かれています。
エッセンスを読み取るにはまえがきを読むのが良いでしょう。
あとがき
あとがきは反対に、著者が執筆に当たっての苦労話や本を出すに至った経緯が載っていることが多く、更にエンディングなのでこちらもまえがきと同様に気合が入っていることが多いです。
更に読者が本を読んだ前提で書かれているので、本の知識を読み手にどう活かしてほしいかもかかれていたりします。したがってあとがきには、本のなかでも重要なエッセンスに触れている可能性が高いので、必要によりその部分に遡ってみましょう。
奥付
本の奥付には、いつ頃出版したのか、どのくらい売れているのかといった情報が書かれています。
出版が古いのに版を重ねているもの、かつ最近でも重版がかかっているものについては多少の年月では古びない知識が書かれていることや、長く使えることがが書かれていることが多いので読んで見る価値が高いといえます。
以上を重点的に読むことで本や資料の大筋を把握することができます。
特に限られた時間内で本を吟味する必要があれば、上の4点をざっと読むだけで十分でしょう。
まとめ
今日は本や資料から短時間で情報を得る方法について書いてみました。
ときには読み込む必要もありますが、大抵のものは大筋をざっと把握するだけで十分な場合のほうが多いのです。
ポイントを掴んで効率的な読書をしてみましょう。