おはようございます。
突然ですが周りの人に感謝にしていますでしょうか。
身近な人はもちろん、職場の同僚や掃除のおばさん、マンションの管理人さんなど周囲の人に感謝することは道徳的にも大事ですが、実は脳にとっても有益であることがわかっています。
「今日は感謝すること」について書いてみたいと思います。
「感謝」は人生を良くする
「周りに感謝しましょう」ということを小さいときから教えられた人は多いのではないでしょうか。私もそうです。
一見、これは周囲との良好なコミュニケーションや道徳的に大事なことだと思われますが、実は人間の脳にとっても非常に重要なことです。
脳には危険を察知すると「闘争・逃走反応」と呼ばれる防衛反応が起こります。
森の中で肉食獣に出会った時に「戦う」「逃げる」の選択を迫るシステムです。
現代でこのようなことはほとんどありませんが、太古の昔には必要な機能でした。
しかし、この防衛反応が現代の生活とミスマッチしているせいで色々な問題が起こってしまうのも、また事実です。
それを和らげてくれるのが「感謝」です。
「感謝」をすることで身体に「危険ではない、安全だ」と教えてあげることができます。
トラに追いかけられている状況で感謝できる人は、ごく少数派でしょう。
感謝できるということは「安全」であることの証です。
苦しい時こそ「感謝」する
人間だれしも逆境に見舞われます。
うまくいっている時に感謝するのは簡単ですが、苦しい時に感謝するのは容易ではありません。
挫折や困難、最悪なトラウマなどに感謝しろというのはかなり困難を伴います。
かくいう私自身も大小の障害にぶつかってきましたがそのたびに感謝するようにしてきました。
- ブラックな部署に異動したおかげで転職する勇気を持てた。
- 何度も資格試験に落ちてしまったから、めげずに努力することが身についた。
- やったことのない仕事をやる羽目になって、新しい知識を手に入れることができた。
という具合に、障害でも捉え方によっては感謝することができるようになります。
感謝は心持ちであると同時にスキルです。
状況に別の解釈をもたせる「リフレーミング」などのテクニックを使えば、困難な状況で感謝することもできるようになります。
普段から日々、「感謝の練習」をすることで神経系にも良い影響を与えることができるのです。
まとめ
今日は「感謝」について書いてみました。人生は感謝するほど楽になるようです。
困難な状況で感謝するというのは難しいですが、スキルとして捉えれば意外とできるようになります。以前書いた記事なども参考にして頂けると嬉しいです。