おはようございます。
「攻撃は最大の防御」という言葉があります。仕事で問題が起こったときや課題に対して解決策が思い浮かばないときは、机でアレコレ考えこむより歩き回ってみることをおすすめしています。
今日は情報収集のために歩き回ることについて書いてみたいと思います。
解決できる人は「フットワークの軽い人」
冒頭に書いた「攻撃は最大の防御」という言葉は、明治時代に日本政府の要請により来日したドイツのメッケル少佐の「防御無くして攻撃なし」という教えを、山縣有朋が独自の解釈を施し伝えたものとのことです。
ここでは攻撃を「機動力=動くこと」として捉えています。
敵に勝る機動力の保持は、攻撃に有利な地形を確保でき、背面や側面からの攻撃を容易にすることで成功の可能性を高くすることができるわけです。
問題を解決する際に机でアレコレと考え込んでいる人がいますが、これでは問題解決が遠のきます。
まずはフットワークを軽く行動を起こしてみましょう。
私は仕事で時間が空いたら管理している建物のあちこちに行ってみます。
地下5階、地上15階のそこそこ大きいビルなので一日で探索するのは難しいのですが、それでも新しい発見があります。
「この倉庫には何があるのか?」
「この階段はどこにつながっているのだろう」
という具合に好奇心を持って動き回るので様々な情報に接触する機会が増えます。
すると、必然的に得られる情報も増えるわけです。
もっている情報が増えるほど解決策も思い浮かびやすくなりますし、情報を持っている人と認知されれば自分のポジションも作りやすくなります。
まとめ
今日は問題解決とフットワークについて書いてみました。
「机上の空論」という言葉がある通り、机の上や頭の中で考えたことがそのまま現場で通用するとは限りません。
とかくデスクで仕事をする人は浮世離れした解決策を提案しがちです。
しかし、実際には机を離れて現場でモノを見るほうが効果的な解決策を生み出しやすくなります。
何かアイデアに行き詰まったら運動がてら現場に足を運んでみるのはいかがでしょうか。