おはようございます。
ようやく私の退職について部署内で公表され、周知の事実となりました。
これで余計な仕事を振られにくくなったので、あとは退職に向けて準備をするだけ。と思いたいのですがおそらくギリギリまで引き継ぎをやることになるでしょう。
やめることがわかっている人間を揶揄して「レームダック(死に体、役立たず)」といいますが、ちょうどそんな状態です。
では、どうすれば最後までやる気を維持し続けることができるのか書いてみました。
自分で決めたことならやる気は続く
「やる気」は何によってもたらされるのでしょうか。
わかりやすく「やる気スイッチ」がついていると簡単なのですが、そう簡単に「やる気」は湧いてきません。
やる気=動機づけには脳の内側頭前頭前野という部位が関係しています。
動機づけには種類があり、他者からの強制やご褒美による「外発的動機づけ」と自分で決めて行動する「内発的動機づけ」があります。
どちらの場合でも「内側前頭前野」が働きますが、行動に失敗したときに差が出ます。
「外発的動機づけ」によって他人に行動を決められた場合、失敗したときに内側前頭前野の活動が低下し、やる気が無くなってしまいます。
反対に「内発的動機づけ」によって自分で決め、行動している場合は失敗したとしてもこの部位の活動は低下しません。
上司に命じられた仕事や学校から出された宿題に対してやる気が湧かないのは「他人に決められたタスク」であるということが関係しています。
やる気スイッチをONするためには、自分でやると決めることが鍵になりそうです。
辞める会社で仕事を続けるには
では、どうすれば残り数ヶ月でやめるとわかっている会社でやる気を維持できるのか。
私が決めたことは「残された人に苦労させない」ということです。
やはり人手不足の中で、残されたメンバーは私の分の仕事をこなさないといけません。
1年間苦楽をともにしたメンバーに対して、仕事をぶん投げて会社を出るという仕打ちをし辛いということもあります。
では、残された時間で何をするか。
自分がいなくても仕事が回る、回せる仕組みを残していくことにしました。
- 業務フローの整備、取引先とのやり取りの履歴と資料のテンプレを整備して、誰が見てもわかるようにすること。
- 自分がやりかけているものは今月中には片付けてしまう。
ということを決め、最後の出社日までやる気を保つことにしました。
まとめ
今日は「レームダック」状態でもやる気を維持する方法について書いてみました。
困難なことに挑戦するためには「やる気」がどうしても必要な場面があります。
そういう場合はまず、自分で決める!ということに主眼をおいてみると、失敗しても取り組み続けることができるでしょう。