おはようございます。
昨日は「抽象的」と「具体的」2つの思考タイプについて書いてみました。
今日はその続きで、思考タイプについてその活かし方を書いてみたいと思います。
私はゴリゴリの抽象的タイプでした。
抽象的タイプの特徴
では抽象的な思考タイプについてです。
このタイプは物事を「なぜ」という観点で考えるタイプです。
このため、面倒でやる気が無くなるような作業でも、そこに意義を見出すことが得意です。小さな行動を大きな意味や目的に結びつけて考えられるので意欲を高めやすくなります。
例えば残業や雑用といった小さなことにでも「キャリアアップになる」や「周囲に貢献できる」といった捉え方をするのでモチベーションを上げやすいということです。
具体的タイプの特徴
次に具体的タイプです。
こちらは抽象的タイプとは反対に「何」で考えます。
このタイプは行動を「何をどうする」で考えるので難しいことでも行動を起こしやすいという長所があります。
例えば転職をして新しい仕事に就く場合、全く未経験なので何から手を付けていいかわかりません。
そういう状況で「具体的思考」タイプが力を発揮します。
状況を細かく分解して具体的な手順に落とし込むのが得意です。
例えば転職であれば「自分の持っているスキルを5個書き出す」「職務経歴書に書くネタを10個拾う」「希望の職場条件を列挙して優先順位をつける」というふうに、まず最初に手をつけられる形で落とし込むことが出来ます。
どのようにして思考タイプを活かすか
ではどのようにして自分の思考タイプを活かせばいいのでしょうか。
それは「自分のタイプを理解して、状況によってバランスを取る」ということです。
私は、抽象的なタイプなので常に「何故、この仕事をやっているのか」「この勉強は自分に何をもたらすのか」ということを常に考えています。
裏を返せば、どう考えても無意味なことに対してはモチベーションが上がらなくなるわけです。
その場合、具体的タイプの思考を取り入れて「上司に依頼された資料を3ページ作成する」「会議室の予約を抑える」といった具体的な手順に意識を向けることで、モチベーションが上がらないという状況を棚上げします。
このように自分の思考ぐせを把握し、状況に応じてうまくスイッチすることでやる気を維持することができるわけです。
まとめ
今日は昨日に引き続き思考タイプについて書いてみました。
どちらが良い、悪いというものではありません。人間は長期的なことを考えるのが苦手な生き物です。
自分の思考ぐせを上手く活用して日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。