神奈川県山北町の大野山にハイキングに行ってきたので、その模様を書いてみたいと思います。
私はハイキングを趣味にしております。
メンタルの回復には「運動」と「自然」が最強と言うことで始めた趣味の一つです。
先日の旅行で使用した青春18きっぷが1日分余っていたため、1日分以上のもとが取れる場所ということで神奈川県の大野山をチョイスし登ってきました。
国府津→谷峨駅
このところ雨続きでしたがこの日はちょうど良く晴れたので登山を決行。
御殿場線はそれほど本数も多くなく、無人駅もあるローカル線です。
しかし、途中の御殿場駅から富士山にアクセスしやすいので、海外からのお客さんや登山目的の人が多い感じですね。
約30分ほどで目的地の谷峨駅に到着。ここが登山のスタートです。
谷峨→大野山ハイキングコース入口
谷峨駅から大野山のハイキングコースに向かいます。
駅から酒匂川(さかわがわ)を目指して歩いていくと早速、吊り橋が。
結構立派な吊り橋ですが、同時に渡れるのは10人まで、ということで歩いてみると結構揺れてました。
橋の上からは清流を見下ろすことが出来ます。
しばらくは舗装された道路をジグザグに登って行くとようやくハイキングコースにつきます。
舐めきっていた夏山ハイキング
正直に申し上げると今回のハイキングを舐めきっていました。
何度か低山を登っていい気になっていたみたいです。
登山道に入った途端、大量の虫が体にまとわりついて来ました。
しかも虫よけは天然のミントスプレーみたいなものしか持ってきておらず、道中ずっと体に虫がまとわりつくことに。
ちゃんとした虫よけをきちんと準備しておけばよかったと1時間もせずに後悔しました。
さらに登山道は伸び切った草をかき分けて進んだり、道中には獣害防止の扉があったりとすんなり進ませてくれません。
しばらくは虫と滝のように吹き出る汗に悩まされながら山を登っていきます。
体力の限界
虫と汗と日差しに体力を奪われて体力をだいぶ消耗しきったあたりで、眼下が開けてきました。
とはいえ体力を消耗し休みたいのですが、適当な休憩場所もなく道端にへたり込んでしまう始末。
アップルウォッチで心拍を測ったら157BPMと最大心拍の90%近くまで上昇していました。
今回は初めてトレッキングポールを持参したのですが、ポールがなかったら確実に登りきれなかったと思っています。
スカイツリーと同じ標高634m地点にたどり着く頃には、へばり切ってしまいましたが全然山頂に届いていません。
途中の東屋についたのが出発してから約1時間30分後。
ようやく山頂に
東屋で水分とお菓子でカロリー、糖分を補給して出発したのが約20分後。
ようやく舗装された道にでたと思ったら、左手に富士山が見えるようになります。
ただこの日は雲が多く、シルエットが全然見えませんでした。残念。
しばらくすると平坦な舗装路を経てようやく山頂につきました。
ここまで約2時間。長かった・・。
山登りを何度かしているのですが、回数を重ねるたびにキツくなっていきます。
富士山と反対に目を向けると丹沢湖を見ることが出来ました。
特に山頂には食事が取れるお食事処も無いので、景色を楽しんだら山北方面へ下山します。
下山 ~山北駅へ~
途中の斜面には牧場があり馬などを見ることが出来ます。
しばらくするとまた虫がまとわりついて来ました。
今回は本当に虫対策が不十分だったことが悔やまれます。次回への反省です。
山頂から約1時間30分ほどで山北駅へ到着。
汗だくになってしまいましたので、駅前の町営の公衆浴場「さくらの湯」で汗をながすことにしました。
2時間400円でとてもリーズナブル。
人工温泉ではあるものの、登山後の疲れ切って汗だくの直後に風呂に入れるなんて夢のようです。しかも、横になって休憩できる部屋もあるので電車待ちにも使えますね。
まだ昼ごはんを食べていなかったので山北の駅前の「ポッポ駅前屋」というお店で「アジフライ定食」を頂きました。
こちらも700円と大変良心的なお値段で美味しく頂きました。
昼を少し過ぎていたので、アジフライかカキフライの二択でしたが十分です。
その後、山北から沼津まで抜けて東海道線で品川まで戻り今回のハイキングは終了です。
まとめ
今回は青春18きっぷ1回でハイキングを楽しんできました。
虫にまとわりつかれるという恐怖体験や体力的にしんどい思いをしたものの、景色は素晴らしく下山後の温泉や食事も楽しめたので、良いハイキングになったと思います。
自分のメンタルのためにもこうした自然に触れ合う趣味を増やしていきたいものです。