前回は「情報を足で集めること」の重要性について書いてみましたが、今日は反対に情報を集められない人について書いてみたいと思います。
仕事における判断や説得力は情報が第一だと思っています。
誤った情報は判断を誤らせる一因になるし、情報に信憑性が足りないと説得力がなくなります。
しかし、情報が集められない、集めようとしない人がいるのもまた事実。
今日は情報を集められない人について書いてみたいと思います。
情報を集められない人の特徴
私が考える情報を集められない人の特徴は以下のとおりです。
- 課題や問題への危機感がない
- 感受性がない
- 現場感覚がない
- 過去の事例を思い出せない
- 他者から学ぼうとしない
これらに共通するのは好奇心が足りないということではないでしょうか。
「なぜ課題が出てくるのだろう」「現場はどうなっているのだろう」「他の人はどうやっているのだろう」という知的好奇心が足りない人ほど、情報を集めようとしない傾向にあります。
課題や問題への危機感がない
課題や問題への危機感がない。常に他人事のように振る舞う人はどこにでもいます。
その課題や問題がなぜ起きているのか、ということに対して関心が薄いタイプです。
関心が薄いのでそもそも情報を集めに行こうとしません。
我関せずタイプですね。
感受性がない、現場感覚がない
共感能力が低いともいえます。現場に行ってこそわかる苦労や課題を知ろうとしません。こういうタイプがトップにいると現場が疲弊する原因になります。
現場の気持ちがわからない、わかろうとしないので状況を伝えるのに苦労したり、状況をよくしようと動いていくれることもなく、動かすにも腰が重いタイプです。
過去の事例を思い出せない、他者から学ぼうとしない
過去に同じようなことがなかったか、他の人はどうやっているのか、ということを自分から情報を集めに行こうとしません。
視野が狭く現在の自分の状況しか見えていないタイプです。
他人のアイデアや昔のことを掘り返すことで現在の状況を変えることが出来たりしますが、そうしたことをしないので情報を集めようとしません。
まとめ
今日は情報を集められない人の特徴について書いてみました。
自発的に情報を集めようとする人は稀です。なぜなら自分から集めるのは億劫なので。
しかし誰もがやろうとしないことにこそ価値があると思っています。
自分しか持ち得ない情報はときにとんでもないアドバンテージに化けるので、自らの足で情報を集めてみましょう。