おはようございます。
今週は3連休ですが私は休日出社です。
休日で誰も社内にいない時こそ邪魔されず集中して仕事を仕上げてしまいたいと思っていますが、没入状態いわゆるゾーンに入るためのトリガーについて書いてみたいと思います。
没入状態に入るための3つの要件
圧倒的に集中している没入状態に入ることができれば生産性が上がりますが、そう簡単に没入状態に入ることができれば苦労しません。
では、どうすれば没入状態に入ることが出来るのか?
そのためには以下の3つの条件を満たすことが必要です。
- 心理的な要件
- 環境的な要件
- 創造的な要件
それぞれの要件を満たすことで没入状態に入りやすくなります。
心理的な要件
明確な目標
「今何に取り組んでいるのか、それは何のためか」を明確にするだけで集中力が高まります。誰のためにやっているのかわからない、役に立っているのかがわからないタスクは仕事ではありません。自分が行っているのは何のためなのかを常に見極めて置きましょう。
リアルタイムのフィードバック
ゲームでは敵を倒すと経験値がもらえたりレベルアップします。
人間は報酬に反応するので、そのようなフィードバックが速やかにあるほどモチベーションを発揮しやすくなります。
自分のやり方が正しいのか正しくないのか分からなかったら面白くないですしね。
やり方が間違っていたとしたら、それを修正しようと自発的に工夫しやすくなるので振り返りを定期的にやるのが効果的です。
難易度と能力のバランス
タスクの難易度と自分の能力のバランスも大事です。
難しすぎても、簡単すぎても人間はやる気を出すことが出来ません。
- 難しすぎる →報酬が得られない
- 簡単すぎる →報酬がいつでも手に入る
頑張れば何とか出来るという感じにタスクを調整する必要があります。
- 難しすぎるタスク →自分ができるレベルに分解
- 簡単すぎるタスク →タイムアタック方式にして難易度を調整する
という感じで調整してみましょう。
環境的な要件
大きな影響力のある課題設定
ハイリスク、ハイリターンな仕事に挑戦していれば、いやでも緊張感が高まります。
そうした仕事に手を挙げてみるのも良いかもしれません
ワクワクする環境
「新規性」「予測不可能性」「複雑性」の3要素が高い環境を作ることで集中力を維持することが出来ます。
ルーティーンでこなせないので飽きる要素が少ないのですね。
とはいえ、複雑すぎたりすると報酬を得られそうという感覚が薄くなるのでこの辺は調整が必要でしょう。
創造的な要件
既存のパターンに気づき、それを壊す
今、起きていることのパターンを読み取ろうとしているとき人は集中します。
私も初めての仕事に手を付けるときに前任者の書類などから仕事の流れやお作法を読み取ろうとするときには、集中力が高まることがよくあります。
一方で一度わかってしまうと、それを意識する必要がなくなってしまうことも同じくらいよくあります。
よく知っている仕事でも、たまにはパターンを崩してみたり意識して別のスタイルを試そうとすることが没入感を得る方法です。
まとめ
今日は没入感を得る条件について書いてみました。
仕事や勉強をしているとあっという間に時間が過ぎているという感覚になることがあります。
そうした状況を作り出せれば高い集中力でより生産的な活動ができるようになるでしょう