最近、暑い日が続きますね。
昨今の電力不足によりエアコン設定も控えめにして、蒸し暑い中で仕事をしないと行けなかったりするので集中力が下がりがちですが、実は室温よりもあるものの濃度を下げることで集中力を上げることが出来ます。
今日はそのあるものについて書いてみたいと思います。
集中したければ窓を開けろ
人間の集中力を高め、生産性に影響を与えるのが二酸化炭素です。
アクセンチュアの調査によると「室温24度、二酸化炭素濃度450~900ppm」の環境が最も生産性を高めるそうです。
それより高くても低くてもダメとのこと。
また、自宅やオフィス、カフェなどのうち、もっともこの条件に近いのはカフェだったそうです。
カフェで集中できるのは、人の目があるとか周囲の音がホワイトノイズとなる以外にも二酸化炭素濃度が最適だというのも要素の一つでしょう。
会議室などで長時間の会議をしていると、2000~3000ppmまで二酸化炭素濃度が上昇してしまいます。
この状態では集中力を削ぐばかりか眠気まで誘発してしまい会議どころではありません。定期的に窓やドアを開けて換気をするのが良いでしょう。
よく寝たい場合も窓を開けろ
二酸化炭素濃度は睡眠の質にも影響してきます。
寝る前に寝室の換気をすると睡眠の質だけでなく、翌日の集中力も上がったとの研究結果もあります。
意外と見過ごしがちですけど換気の効果はばかにならないということです。
私は寝る前に限らず部屋の換気口を開けたうえで、換気扇を使って部屋の空気を強制的に循環させています。
まとめ
今日は二酸化炭素が集中力に与える影響について書いてみました。
目に見えない要素だから忘れがちですが、新鮮な空気を取り入れるだけで集中力が上がるのであればやらない理由はありません。
暑くて集中力が下がりがちな今だからこそ積極的に換気をしたいものですね。