仕事や生活に目標を持っている方は多いと思います。
「成果を出したい」「年収を上げたい」「家族との時間がほしい」といった目標が一般的では無いでしょうか。
たまに壮大な目標を掲げる人を見かけます。今日のテーマは「自己超越目標」です。
自己超越目標とは
自己超越目標とは、自分の身の丈を超えた大きな目的や目標です。
「成果を出したい」とか「年収を上げたい」という目標はあくまで自分の欲を満たすための目標です。
一方自己超越目標とは「飢餓を救うことが出来る画期的な製品を開発したい」とか「国連で世界規模の問題解決をしたい」といった大きな目標です。
アメリカの実験で「社会の問題点」を挙げてもらい、その後、その問題点に「学校の勉強を活かす方法」を考えてもらったところ、数学や化学の勉強時間が増え、成績が上がったそうです。
自分の成果は誰の役に立つ?
自己超越目標を持つことでモチベーションの質を変えることができます。
仕事や勉強の前に、自分に対して以下のような問いかけをします。
- 世の中をよくする方法は無いだろうか?
- いま勉強していることが、そのためにどう役に立つだろうか?
「そんな大きな目標なんかない!」という場合はもっと小さな問題でも大丈夫です。
「めんどくさい仕事のやり方を変えることができないだろうか?」や「こうすれば周りの人が喜んでくれるかもしれない」といったものでも構いません。
自分を少し超えた目標や価値について考えることでモチベーションを上げることができます。
まとめ
今日は「自己超越目標」について書いてみました。
日々の些末な仕事に追われていると、それを終わらせることばかりに意識が向いてしまいます。
そこで自分の身の丈を少しでも良いから超えた目標を持つことでモチベーションを保つことができるわけですね。
惰性で勉強をするより、世界をほんの少し良くする方法を考えながら勉強してみてはいかがでしょうか。