おはようございます。
仕事に追われている時に限って細かい依頼を受ける時があります。
「蛍光灯が切れている」とか「植え込みに害虫が湧いている」とか。
焦っている時にそういう話が持ち込まれると、ついつい「後にしてくれ!」ってなりがちですが、実は他人のために時間を割いて上げたほうが自分の時間を有効に使えるみたいです。
今日は他人への親切について書いてみたいと思います。
「情けは人のためならず」は本当だった
「情けは人のためならず」いうことわざがあります。
"他人のためになることをすると自分にも返ってくるよ”という意味ですが、時間を有効に使う、という観点からみてもこれは正しいようです。
研究では「他人のためになることをやる」と時間がない!という焦りの感覚が消え、生産性がアップしていたとの結果あるそうです。
正しい親切をするには
とはいえ、他人のために自分の時間を全て捧げることは出来ません。
他人への親切をしつつ、自分の生産性を上げるにはどうすれば良いのかについて考えていきます。
親切に時間制限を設ける
親切のつもりが沼にはまって1日費やしてしまった。なんて経験は無いでしょうか。
親切心で手伝ってはみたものの、いつのまにか自分が主となり頼んできた当人は知らんぷり。これではただの便利屋です。
他人に貢献しようとするのは良いことかと思いますが、自分のこともやらないと行けないのであれば、あくまで時間制限付きの親切にとどめましょう。
または「ついでに出来る」レベルの親切でも良いでしょう。
数を稼ぐ
時間制限付きの親切になると一つ一つの親切が小さなものになるので、他人に役立ったという感覚が小さくなります。
これを防ぐために親切の数を増やしましょう。
一日一善ではなく、1日3善くらいが良いです。
また、いちいちの最後に他人にどんな親切をしたか?どんな場面で役に立てたか?を振り返ると自己効力感がアップします。
まとめ
時間がない時ほど焦りの感情に支配されてしまいます。
それが集中力を生み出してくれる場合もあるのですが、たいてい逆効果です。
他人に親切をすることで「焦りを解消する」だけでなく、「他人からの評判も上がる」のでこれを使わない手はありません。
ほどほどに小さな親切から始めてみましょう。