おはようございます。
昔から感情に飲み込まれがちで、何とかしたいと思い様々な本をよんでいる私ですが、やはり感情に飲み込まれる時がたまにあります。
忙しさも相まって久々に感情に飲まれてしまったので、反省も込めて怒りを抑えるために必要なことを書いてみました。
なぜ怒りが湧くのか
そもそも何故、人は怒ったりするのでしょうか。
怒りに限らずネガティブな感情に囚われるのは自分のニーズが満たされない=思い通りにならない時です。
- 他人に言うことを聞いてもらいたい。
- 人からよく思われたい。
- 承認してもらいたい
こうした感情が満たされない時に怒りを含めたネガティブな感情が湧いてくるわけです。
そもそも自分の思い通りにならないことの方が多いのですが、それでもニーズが満たされずにネガティブな感情に囚われてしまうのが人間です。
恥ずかしながら私も昨日、やらかしてしまいました。
仕事を一方的に押し付けられそうになり、これ以上仕事を増やされてたまるか!と防衛本能のようなものが働いたのだと思っています。
これらのネガティブな感情は「自分の身に危険が迫った時」に発動するようです。
苦しいのは「二の矢」が刺さるから
ブッダの教えに「二の矢」なるものがあり、それが苦しみの原因になっているとのこと。
突然の事故や天災、病気など予期せぬ苦境は「一の矢」です。
これは誰にでも訪れるもので予測も出来ないもので、これだけは誰であっても避けようがありません。
それに対して「二の矢」は「一の矢」に対する反応です。
- なぜ、自分だけがこんな目に合うのか
- 早くこんな職場から出ていきたい
といった感情・反応がネガティブな思考をともなって苦しみのドツボにハマっていくという訳です。
怒りは6秒限定
出来れば「一の矢」の被害だけで済ませたいものです。
そのためには6~10秒ほど待つとよいでしょう。
一の矢(例えば暴言)が刺さったことによって脳内の神経伝達物質による反応が起きるわけですが、6~10秒で理性を司る前頭葉が神経伝達物質の影響を無効化していきます。
これが更に10~15分たつと怒りが鎮まるわけです。
(昨日の私はこれが出来ずに失敗したわけですが)
怒りの矛先をそらすのも有効で以前も記事を書きましたのでそちらも参照してみてください。
まとめ
怒りは人間として当然の感情ではありますが、感情に振り回されるのはまだ未熟な証拠だと自分でも反省しています。
ネガティブな感情の扱い方を学んで、節度ある人間になりたいものです。