おはようございます。
新年度に入ったからなのか、何故かやることの量が先月末と変わらない感じがしています。年度が変われば楽になると思っていたのですが・・。
今日はタスクを定期的にスイッチするタスクシフトについて書いてみます。
現代の仕事は脳には不向き
人間の脳は仕事を同時並行で処理する作業(=マルチタスク)に向きません。
シングルタスクが最も効率が良いということは以前も書きました。
しかしながら現代の仕事の大半は様々な種類の仕事をこなす必要があります。
単純な入力作業から体を使った作業、頭を使った企画の考案など。
しかも、これらを短時間に行うことが求められるので、現代の仕事は脳にとって不向きともいえます。
こうした脳に向かない仕事をこなすテクニックの一つにタスクシフトがあります。
タスクシフトで脳を落ち着かせる
ある作業から別の作業へ何度も注意を切り替えると脳がパニックを起こします。
パニックを起こすことで時間がなくなっていく感覚を覚えます。
それにより更に作業効率が落ちてしまうわけです。
では、脳がパニックを起こさないようにするにはどうすれば良いのか。
それがタスクシフトです。
これは前もって決めた間隔で作業を定期的に切り替えるものです。
気まぐれに変えずに、時間を区切ることで脳がパニックを起こすことなくパフォーマンスを上げることが出来ます。
前もって「報告書を20分書いたら次は旅費の精算をする。」と決めておき、タイマーなどをセットします。
タイマーが鳴ったら次の作業に切り替えます。
ポモドーロ・テクニックの1サイクルごとにタスクを変えると言った感じでしょうか。
ここで大事なのは、どんなに作業がノっていても時間がきたら次の作業に移るということです。
決められた予定に従う、と言うところが重要です。
まとめ
今日はタスクシフトについて書いてみました。
今の仕事は書類作成や単純作業、肉体作業などが入り乱れて何かとパニックになりがちです。脳の特性を理解し、上手く活用することで生産性を上げていくことを常に意識していきましょう。