おはようございます。
昨日は今年度下期の業績目標を総括しておりました。
達成できたもの、出来なかったものもあるのですが達成できなかったものはストレッチしすぎたものが多かったように思えます。
以前も目標設定について書きましたが、今日は目標を2段階に分ける方法を書いてみます。
目標は必成と望成の二段階で
目標が挫折してしまうのは「障害を見込んでいない」ことと「目標が大きすぎる」ことに集約されると思っています。
目標を大きく持つのは良いことと思われがちですが、達成するという観点では良いこととはいえず、手をつけてしばらくしたら厳しい現実に挫折する可能性が高くなります。
それを食い止めるのが目標の二分化、すなわち「必成目標」と「望成目標」の設定です。
- 必成目標 →「最低限これだけはやり遂げたい」という最低目標
- 望成目標 →「あわよくばここまでなし遂げたい」という最大目標
多くの人は2の望成目標しか設定しないのではないでしょうか。
目標が大きすぎて計画倒れしがちな場合は目標設定を見直すのが良いのかもしれません。
二分化のメリット
目標を二分化するとどのようなメリットが有るのでしょうか。
私は以下の3つだと考えます。
- 達成可能性が高くなる
- 無力感を防ぐ
達成可能性が高くなる
必成目標は最低限これだけというミニマムな目標なので達成可能が高まります。
起きてから「スクワット100回、腕立て50回」より「スクワット10回」の方が達成できる可能性は明らかです。
また、必成目標に取り組む過程で望成目標を現実的に見ることが出来ます。
やってみて「これは無理そうだ」とか「少し簡単すぎるかも?」と目標修正のきっかけとなるので達成可能性が上がります。
無力感を防ぐ
目標を何も達成出来なかったら「自分は何て無力なんだ」と感じますが、必成目標を達成する事で、「ひとまずこれは出来た!」と小さな達成感を得ることができます。
「何も出来なかった」より「これだけは出来た!」の方が後のモチベーションに繋がるでしょう。
まとめ
今日は目標の二分化について書いて見ました。まずは小さな達成感を得るために必成目標を設定してみましょう。