マインドフルネスという言葉は最近、よく聞かれるようになり書店などでも関連本が多数出ています。それだけ情報に追われている人が多いのでしょう。私も含めてですが
マインドフルネスは脳に良いと言われておりますが、それは何故でしょうか
今日はそのへんをまとめてみます。
脳はおしゃべり
人間は一日に6万回思考していると言われ、その大半が自動的に湧いてくるものです。
この大量の思考を放置してくおくと、脳が自動操縦状態になり未来に対する不安や、過去に対する後悔の念が湧いてきてしまうのです。
その悪循環を断ち切るために有効なのがマインドフルネスと言われています。
「今、ここ」で起こっていることに注意を向けるのが大事です。
マインドフルネスの定義として
- 判断せず、ただ観察する
- 「今、ここ」で起こっていることに注意を向ける
マインドフルネス状態の脳の中
マインドフルネス状態で脳の中は自動操縦モード(デフォルト・モード・ネットワーク)が活動している状態になります。
車でいうとアイドリングの状態でしょうか。
この状態で脳のメンテナンスが行われ、ストレス解消や気付きが得やすくなる状態になります。
こうしたマインドフルネス状態を得るのに手軽なのは、やはり瞑想です。
日々の生活に瞑想を
瞑想と聴くと難しいイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。
私も朝、運動してからと仕事中の合間に瞑想をしています。
座禅を組んだりすることもなく椅子に座ったり楽な姿勢で、ゆったりとした呼吸(4秒で吸って、8秒で吐く)を繰り返し、その間は呼吸に注意を向けるだけです。
3分とか短い時間でやっても効果があるので、試しにやってみてください。
歯磨きをするくらいの感覚で取り入れると、脳のおしゃべりも減ってパフォーマンスも上がることでしょう。