こんにちは。月末の簿記の試験に向けて勉強中です。
未経験の分野なので覚えるのに四苦八苦しています。勘定科目とか未収入金とか、簿記独特の言葉の意味や帳簿のつけかたなど、技術的なことも覚えないといけません。
今日は記憶を定着させて目標を達成する方法を書いてみます。
記憶にはアウトプットが最重要
記憶を定着するために効果が高いのはアウトプットです。記憶するインプットよりも記憶を取り出すアウトプットの方が重要になります。
「自分がよくかける電話番号」は覚えているけど、「自分の部署の外線番号」を覚えていない人は結構いるのではないでしょうか。なぜなら
・よくかける電話番号 →その都度アウトプットしている
・他所からかかってくる自分の部署の外線番号 →アウトプットすることが少ない
このようによくアウトプットするもの(=脳がよく使うものと認識)は、記憶に定着しやすくなります。
これを踏まえて私がよくやるアウトプット方法を書いてみました。
誰かに教えるつもりでアウトプット
最も効果が高いのは誰かに教えるつもりで学習をすることです。
もし、自分が勉強している内容を後輩などに教えるとしたらどのようにするか、を考えながら勉強すると定着が早くなります。そのポイントは以下の3つです。
1.深く理解しようとする
私の経験では人に教えるためには、教える内容の10倍は知っていないといけません。インプットが不十分だとアウトプットの質も低くなってしまいます。
教えるつもりで勉強することで、より深く理解しようとスイッチが入り、学習内容を十分にインプットし、結果してアウトプットの質も上がります。
2.ポイントを探す
教えるためには「どこがポイントなのか」ということを理解していないといけません。
教える内容(=自分が定着させたいもの)の「キーとなる概念はどこか?」「この文章は何を伝えたいのか?」という点をおさえることで脳への定着が早くなります。
3.要約力が身につく
人に教えることで要約力が身につきます。
私は要約力とは「探し当てたポイントを自分の言葉で再構成する力」と定義しています。これにより学習内容が深く刻み込まれ、取り出しやすくなります。
本当に自分のものになっていない知識は自分の言葉で説明が出来ません。
例えば、好きな物語や映画であれば自分の言葉で語ることが出来るはずです。
それと同じで自分の言葉で説明する訓練をしてみましょう。
説明が出来なければ、定着が足りないということです。
今日のまとめ
人に教えるつもりで勉強することによって「内容を深く理解し」「ポイントを捉え」「自分の言葉で要約する」ことになり、質の高いアウトプットに繋がります。
記憶を定着させるためには受け身の学習よりも、自分から情報を得て応用方法を考える能動的な学習の方が効果的です。
教える人がいない という人でも教えるつもりであればいいのです。脳内に教え子を作っても、お気に入りのフィギュアや飼っているワンコにでも効果があります。
より実践的な学習で目標達成に近づきましょう。私も月末の試験に向けてスパートをかけます!それでは