通勤には電車を使うので色々な人を見かけます。
その中でも身だしなみに気を配っていない人が結構目につきます。
・靴が汚い。
・ジャケットがよれよれ
・スーツのサイズが合っていない。
・髪や髭に手入れが行き届いていない。
・体型がだらしない
など。若い人ならまだ、わかりますが30代以上の人が身だしなみに気を配れていないのを見ると「この人は仕事ができないのだろうな」と思ってしまうのです。
身だしなみは自分のためでなく他人のためにするもの(だと思っています。)
それができていないということは、他人のために配慮することができない人間と思われかねないということです。自分の身なりにさえ気を使えない人間が、他人のために気を使うことなどどうしてできるのか。
ある程度の年代になると責任ある立場となり、社内外の上級職と顔を合わせる機会も多くなるはず。それにも関わらず身だしなみに気を配れない。
人間は感情の生き物であり、相手に与える印象によって仕事の成否も変わってくるはずです。他人に対する配慮を欠いては得られるものも得られません。
仕事柄、組織の上位にいる人たちを見かけることが多くなりましたが、だらしない体型や身だしなみが行き届いていない人はほとんどいません。彼らは自分以上に他人に気を配ることに長けているとともに、相手が身だしなみに気を使える人かどうかを見ています。
それでも、例外的に身だしなみがなっていなくとも大きな成果を上げている人はいます。しかし、そういう人たちは身だしなみなど霞むほどの圧倒的な成果を出しているのです。そんな人はごく稀です。
「人は見た目が9割」という本が流行りましたが、仕事で損をしないためにも最低限の身だしなみには気をつけたいものです。